Indigo Renderer
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/13 13:47 UTC 版)
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![]() Indigoでレンダリングされた写実的画像
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開発元 | Glare Technologies |
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対応OS | Linux、Mac OS X、Microsoft Windows |
種別 | レンダリングシステム |
ライセンス | プロプライエタリ 商用ソフトウェア |
公式サイト | www |
Indigo Rendererは写実的画像を作成するための不偏レンダリング技術を使用する3Dレンダリングソフトウェアである。それを行う時に、Indigoは、近似や推測を行わず、光の振る舞いをシミュレートする方程式を使用する。光の全ての相互作用を正確にシミュレートすることにより、Indigoは次のようなエフェクトを生み出すことができる:
- 被写界深度 - カメラが1つの物体に焦点を合わせ、背景がボヤけている場合など
- Spectral effects - 光のビームがプリズムを通り、色の虹が生成される場合など
- 屈折 - 光が水のプールに入り、プールの中にある物体が「曲がって」見える場合など
- 反射 - 磨かれたコンクリート床の微妙な反射から、銀被膜の鏡の純粋な反射まで
- コースティクス - 虫眼鏡を通して集光され、サーフィス上に明るさのパターンを作った光など
Indigoはメトロポリス光輸送 (MLT)、スペクトラル光の微積分、仮想カメラモデルのような手法を使用することができる。シーンデータはXMLもしくはIGS形式で保存される。
Indigoはモンテカルロ・パストレーシング、双方向パストレーシング及び双方向パストレーシング上のMLT、分散レンダリング能力、及びプログレッシブレンダリング (画像がレンダリングの経過で徐々に少ないノイズとなっていく)を特徴とする。Indigoはまた、サブサーフェイス・スキャタリングに対応しているほか、独自形式 (.igi)を持っている。
Indigoは最初、商用製品となる2.0のリリースまで、フリーウェアとしてリリースされていた。Indigo 3シリーズは、リアルタイム編集能力などの多くの重要な機能が導入され、このソフトのバージョン4ではベンダー非依存のOpenCLパストレーシングエンジンにより、ピュアGPUレンダリングが追加された[1] [2]。
出典
- ^ “http://www.indigorenderer.com/forum/viewtopic.php?f=27&t=5708”. Indigo Renderer Forum (2009年4月20日). 2014年12月15日閲覧。
- ^ “http://www.indigorenderer.com/forum/viewtopic.php?f=1&t=13927”. Indigo Renderer Forum (2016年4月7日). 2016年11月1日閲覧。
外部リンク
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Indigo Renderer (Glare Technologies)
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「3DCGソフトウェア」の記事における「Indigo Renderer (Glare Technologies)」の解説
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