3代目(日本向け初代) DJ系(2019年 -)
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「マツダ・MAZDA2」の記事における「3代目(日本向け初代) DJ系(2019年 -)」の解説
「マツダ・デミオ#4代目 DJ系(2014年 - )」も参照 2019年7月18日 - 4代目デミオ(2014年発売開始)をマイナーチェンジ。同時に車名を日本国内向けの「デミオ」から日本国外向けと同じ「MAZDA2」に変更。同日から予約開始。同年9月12日に発売開始。車名変更と併せた一部改良の内容は以下の内容に示すとおりで、小幅にとどまる。2016年の一部改良で投入されたマツダの最新鋭車両統合制御技術である「G-Vectoring Control」(G-ベクタリング コントロール:GVC)の改良版「GVCプラス」を標準装備化。 アダプティブクルーズコントロール(ACC)「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を全車速追従機能付に変更。 「運転席6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」および自動防眩ルームミラーを設定。 マツダコネクトはAppleの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」に対応する機能を追加。 2020年4月3日 - マツダの創立100周年を記念した「100周年特別記念車」を発表、予約受注を開始(2021年3月31日までの期間限定受注)。発売は6月以降。「15S L Package」と「XD L Package」をベースに、バーガンディのフロアカーペットを装備し、ボディカラーに「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を採用。また、フロアマットとフロントフェンダー部には創立100周年記念バッジが装着され、マツダの前身となる東洋工業が創業された際に制定されていた「丸工マーク」と現在のマツダのブランドシンボルマークを重ね合わせたスペシャルロゴをヘッドレストやキーフォブ(キーフォブは100周年専用化粧箱入り)の刻印、センターホイールキャップのロゴに採用。 併せて、「15S 100周年記念仕様車」には、CD/DVDプレーヤー、地上デジタルTVチューナー(フルセグ)、シャークフィンアンテナ(ラジオ用)、セーフティクルーズパッケージが特別装備した。 2020年5月13日 ‐ 特別仕様車「White Comfort」を発売。「15S L Package」、「XD L Package」をベースに、白本革と「グランデュクス(スエード調人工皮革)」、メランジ調を組み合わせたシートを採用。 ボディカラーはエターナルブルーマイカ、ディープクリムゾンマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ソニックシルバーメタリックを除く6色が設定される。なお、本仕様車に設定されているポリメタルグレーメタリックは4月23日より新色として全てのカタロググレードにも設定された。 2020年5月28日 - 特別仕様車「SMART EDITION」を発売。「15S」・「15S PROACTIVE」をベースに、共通でシャークフィンアンテナと360°ビュー・モニターを特別装備したほか、「15S SMART EDITION」にはリアダークガラス、6:4分割リアシート、アドバンストキーレスエントリーシステム、フルオートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)が、「15S PROACTIVE SMART EDITION」にはスマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)がそれぞれ特別装備された。 2020年12月3日 - 特別仕様車「Black Tone Edition」を発売。「15S PROACTIVE」・「XD PROACTIVE」をベースに、外観はドアミラーとフロントグリルをグロスブラックに変え、16インチアルミホイールにブラックメタリック塗装を採用。ロアバンパーにメッキ加飾が施され、シャークフィンアンテナとマフラーカッターを装備。内装はレッドステッチのシート加飾が施され、エアコンルーバーベゼルにシルバー/ダークレッド、ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキに本革巻を採用。そのほか、MRCC・SBS・LASが特別装備され、AT車にはパドルシフトも装備された。 なお、ベース車に装備されているスーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)と運転席&助手席シートヒーターは非装備化される。 2021年6月24日 - 一部商品改良。同時に、特別仕様車「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」を発売。「15S PROACTIVE」・「15S PROACTIVE S Package」・「15S L Package」にて、「SKYACTIV-G 1.5」に斜め渦燃焼「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン)」の採用により圧縮比を14.0に高め、WLTCモードによる燃料消費率を向上。これにより、該当グレードの2WD・AT車は「2030年度燃費基準75%達成」となった(「SKYACTIV-D 1.5」搭載車も2030年度燃費基準に対応し、MT車は「2030年度燃費基準75%達成」、AT車は「同60%達成」となる)。また、制御プログラムの変更により、アクセル操作に対する応答性とコントロール性も向上された。 「PROACTIVE」系以上のグレードのAT車には、スマートフォンをコンソールに置くだけで充電が可能なワイヤレス充電(Qi)と簡単な登録操作で次回以降はスマートフォンを取り出さずに自動接続されるApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定に追加。AWD車にはフロントガラスにたまった雪を取り除きやすくするワイパーデアイサーを標準装備。ボディカラーはチタニウムフラッシュマイカを廃止する替わりに、新色のプラチナクォーツメタリックが追加された。 特別仕様車「Sunlit Citrus」は、「15S PROACTIVE S Package」・「XD PROACTIVE S Package」をベースに、インテリアカラーはグレージュをメインカラーとしてシトラスを差し色に配し、シートにはセーレンの「グランリュクス」を採用。アドバンスキーはカード型となり、インテリアテーマカラーとコーディネートされた2色の専用キーシェルとフロアマットを同梱。アンテナはシャークフィンアンテナとなるほか、「15S Sunlit Citrus」はベースグレードではメーカーオプション設定(「XD S PROACTIVE S Package」は標準装備)となる360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)と自動防眩ルームミラーも特別装備される。 過去に発売された特別仕様車も一部商品改良を受けて継続販売され、「15S White Comfort」・「15S PROACTIVE SMART EDITION」・「15S Black Tone Edition」は「SKYACTIV-G 1.5」が高圧縮比仕様となり、「15S PROACTIVE SMART EDITION」は「15S PROACTIVE Smart Edition II」へ改名。また、「15S PROACTIVE」は6MT専用グレードへ移行された。
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