3代目 DC1/2/DB6/7/8/9型(1993-2001年)
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「ホンダ・インテグラ」の記事における「3代目 DC1/2/DB6/7/8/9型(1993-2001年)」の解説
1993年に3代目へフルモデルチェンジ(5月21日:3ドアクーペ、7月23日:4ドアハードトップ)。5代目シビック(EG型、通称スポーツシビック)とプラットフォームを共有していた。初期型のヘッドランプはプロジェクター4灯であったが、日本国内では販売が振るわず、2年後の1995年8月に行われた最初のマイナーチェンジでは先代モデルのような横長のヘッドランプに変更された。これ以降がいわゆる後期型となる。なお、輸出仕様は4代目にバトンタッチするまで、プロジェクター4灯のまま変わらなかった。写真を見比べるとわかるが、プロジェクター4灯の前期と後期ではフロントバンパーの丸目のくりぬき形状が異なる。また、日本国内でも3ドア「SiR-II」はプロジェクター4灯仕様のまま、1998年1月に廃止されるまで残された。 エンジンはB18C型(180PS)の他、B18B型(145PS、4ドア専用)、ZC型(120PS:PGM-FI および 105PS:CVデュアルキャブ)の3種類。駆動形式は基本的にFFであるが、ZC型(PGM-FI仕様)搭載の4ドアハードトップには、インテグラの歴史の中で唯一のリアルタイム4WD(デュアルポンプ・システム)も設定された。 1995年8月24日に、インテグラとしては初めて「タイプR」が3ドアクーペと4ドアハードトップにそれぞれ設定された。同時に行われたマイナーチェンジでは、前述の通りヘッドライトが変更された他、B18BとZCキャブレター仕様が廃止された。 1998年1月29日のマイナーチェンジでは、ABS、両席用SRSエアバッグシステムが全車標準装備となり、ヘッドライト、テールランプ、リアバンパーなどが変更された。また、プロジェクター4灯ヘッドライトの3ドア「SiR-II」が廃止。 2001年6月に生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2001年7月に4代目とバトンタッチして販売終了。 この当時の一般的な乗用車のモデルチェンジ周期の4年(2000年代以降は一部を除き概ね5年 - 6年)と異なり、この3代目は8年の間製造販売が続けられた。 3ドア 米国仕様 3ドア 1995年型 4ドア 1995年型 4ドア 1995年型
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