3代目 E10#H型(1992年 - 1995年)
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「トヨタ・カローラFX」の記事における「3代目 E10#H型(1992年 - 1995年)」の解説
※日本仕様:1992年-1995年、欧州仕様:1991年-1996年、豪州仕様:1991年-1997年 該当型式:AE101 カローラシリーズ全体では通算7代目。 1992年5月 - 7代目カローラのフルモデルチェンジに遅れる事約1年でカローラFXもフルモデルチェンジを行い、今までの実用性を考慮した作りから、全車1.6Lのスポーティーな3ドアハッチバックモデルへと変貌した。なお、輸出向けには5ドアモデルも用意された。特に「GTスーパーストラット」というグレードには、AE101系カローラレビン・スプリンタートレノと同様の5バルブ化された4A-GE型エンジンにスーパーストラットサスペンション、スポーツABSと言った豪華装備満載であったが販売価格がかなり高価であり、最下位グレードでも安価というほどではなかった。 販売当時の国内ではハッチバック車の人気が既に低迷しており、さらに先に発売されていたセダンはともかく、レビンやトレノ、果ては3代目FXとほぼ同期に投入された日本専用の4ドアハードトップのセレスやマリノの陰に隠れてしまったことと、初代からエンジンラインナップや特別仕様車の様な買い得な仕様が少なめだったことと、カローラシリーズには「基本形のセダン」「クーペのレビン」「ハードトップのセレス」「ワゴン&バン」「弟分のカローラII」など車種が混乱してしまった状態で、発売時から非常に地味な存在になっていた。 1995年4月 ー 国内向けの生産終了。以降は在庫対応分のみの販売となる。 1995年5月 - カローラが110型系にモデルチェンジされたのを機にカローラFXは国内販売を終了し、3代11年の歴史に幕を下ろした。これにより、2001年に後継車としてカローラランクスが発売されるまで(1999年廃止のカローラIIを除いた)国内向けカローラシリーズからハッチバックのラインナップが一旦消滅する形となった。 5ドア 豪州仕様 5ドア 豪州仕様
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