マツダ・MAZDA2とは? わかりやすく解説

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マツダ・MAZDA2

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/28 01:32 UTC 版)

MAZDA2(マツダ・ツー[1]、マツダ2[2])は、マツダが製造・販売するコンパクトカーである。

初代 DY系(2002年 - 2007年)

Mazda2(初代)
DY型
前期型 フロント
前期型 リア
概要
別名 マツダ・デミオ(2代目)
製造国 日本の旗 日本
スペインの旗 スペイン
販売期間 2002年8月7日 – 2007年
設計統括 藤原清志[3]
デザイン 中牟田泰[4]
ボディ
ボディタイプ 5ドアハッチバック
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DY(ハッチバック)

欧州

2002年9月26日から開催のパリ・モーター・ショー(仏: Mondial de l'Automobile)に、フォード・モーター・カンパニーのバレンシア工場で生産するMazda2を出展した[5]。バレンシア工場での生産は、2003年1月20日から2007年6月21日までで、総生産台数は161,943台だった[6]。

日本


2代目 DE/DH系(2007年 - 2015年)

Mazda2(2代目)
DE/DH型
5ドア 前期型 フロント
5ドア 前期型 リア
概要
別名 マツダ・デミオ(3代目)
製造国 日本の旗 日本
中華人民共和国の旗 中国
タイ王国の旗 タイ
 ベトナム
販売期間 2007年7月5日 – 2015年
設計統括 水野成夫[7]
デザイン 前田育男[8][9]
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアハッチバック
4ドアセダン
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DE(ハッチバック)
DH(セダン)

2007年3月6日から開催のジュネーブ国際自動車ショー(仏: Salon international de l'auto de Genève)で発表した[10]。2008年には、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた[11]。

中国

2007年11月19日から開催の広州国際モーターショー(中: 广州国际汽车展览会)にMazda2 セダン(中: Mazda2 劲翔[12])を出品した[13]。合弁会社である長安フォードマツダ汽車公司(中: 长安福特马自达汽车公司)が生産し、2008年4月2日からセダンを、同月9日からハッチバックを、同月下旬からサンルーフ装着車を発売した[13][14]。同地での生産は2015年まで続いた[15]。

タイ

タイにおける生産拠点でマツダ株式会社およびフォード・モーター・カンパニーの合弁会社のオートアライアンス(タイランド)社(泰: บริษัท ออโต้อัลลายแอนซ์ (ประเทศไทย) จำกัด)は、2009年9月17日からMazda2の生産を始めた[16]。同地におけるMazda2(第二世代)の総生産台数は182,663台だった[17]。

北米

2009年12月2日から開催の2009ロサンゼルス・モーター・ショー(英: Los Angeles Auto Show)でMazda2を2010年から販売すると発表した[18]。

2011年型

カナダでは、Mazda2 Yozoraを500台限定で販売した[19]。

欧州

英国

2011年型

2011年にMazda2 Takuyaを3,894台限定で再販した[20]。

2012年型

Venture Editionを1,500台限定で販売した

2014年型

第二世代の最終生産車としてBlack EditionとWhite Editionを販売した[21]。

ベトナム

ベトナムにおける生産・販売統括会社ヴィナマツダ社(越: Công ty TNHH SX&LR ô tô VINA MAZDA)は、2011年3月にMazda2の輸入・販売を、同年10月にはMazda2の組立・販売を開始した[22]。

日本

3代目 DJ/DL系(2014年 - )

Mazda2(3代目)
DJ/DL型
2015年発売型 フロント
2015年発売型 リア
概要
別名 マツダ・デミオ(4代目)
マツダ教習車(日本)
サイオン・IA
トヨタ・ヤリスiA(米国)
トヨタ・ヤリスセダン(カナダ)
トヨタ・ヤリスR(メキシコ)
製造国 日本の旗 日本
タイ王国の旗 タイ
メキシコの旗 メキシコ
 ベトナム
販売期間 2014年9月11日 -
設計統括 土井歩[23][24]
デザイン 柳澤亮[24][25]
ボディ
ボディタイプ 5ドアハッチバック
4ドアセダン
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DJ(ハッチバック)
DL(セダン)

2014年3月6日から開催のジュネーブ国際自動車ショー(仏: Salon International de l'Auto de Geneve)で、次世代コンパクト・カーのコンセプト・モデルとしてマツダ跳(HAZUMI)を公開、同年9月11日に東京で全面改良したMazda2を日本、タイおよびメキシコの3工場で生産し全世界に販売すると発表した[26][27]。また、同年11月28日から開催のタイ国際モーター・エキスポ(泰: มหกรรมยานยนต์)でセダンを発表した[28]。

タイ

タイにおける生産拠点でマツダ株式会社およびフォード・モーター・カンパニーの合弁会社のオートアライアンス(タイランド)社(泰: บริษัท ออโต้อัลลายแอนซ์ (ประเทศไทย) จำกัด)は、2014年9月17日からMazda2(第三世代)の生産を始めた[29]。仕向け地は豪州だった[29]。

メキシコ

メキシコにおける生産新拠点であるMMVO(西: Mazda de Mexico Vehicle Operation S.A. de C.V.)で、2014年10月からMazda2の生産を始めた[30]。

欧州

英国

2016年型

2016年9月にMazda 2 Red Editonを400台限定で販売した[31]。

北米

カナダ

2015年1月16日から開催のモントリオール・オート・ショー(仏: Salon de l'Auto de Montréal)に展示し、同年夏に発売すると発表したが、取り止めた[32][33]。

ベトナム

ベトナムにおける生産・販売統括会社ヴィナマツダ社(越: Công ty TNHH SX&LR ô tô VINA MAZDA)は、2015年7月からタイ製の輸入・販売、同年10月から現地組立・販売に切り替え、再び2018年11月にタイ製の輸入・販売に切り替えた[34][35][36]。

日本

MAZDA2(日本仕様)
DJ3FS/DJ3AS/DJLFS/DJ5FS/DJ5AS型
2019年9月発売型
15S PROACTIVE S Package
(2019年9月-2023年1月)
概要
別名 トヨタ・ヤリスXLEハッチバック
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2019年7月 - 2026年(予定)
(日本国内仕様車は後述するマツダ教習車を除き2026年8月31日を以て生産終了。2014年にデミオとして発表)
設計統括 土井歩(主査)
デザイン 柳澤亮
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
4ドアセダン:(Mazda2 セダン:東南アジア・南米市場のみ)
駆動方式 前輪駆動
四輪駆動(15MBを除く)
パワートレイン
エンジン
最高出力
  • S5-DPTS型/S5-DPTR型:
  • 77 kW (105 PS) / 4,000 rpm
  • P5-VPS型:
  • 85 kW (116 PS) / 6,000 rpm
  • (15MB専用:2015年9月-)
最大トルク
  • S5-DPTS型:
  • 220 N⋅m (22.4 kgf⋅m) / 1,400 - 3,200 rpm
  • (2WD車)
  • S5-DPTS型/S5-DPTR型:
  • 250 N⋅m (25.5 kgf⋅m) / 1,500 - 2,500 rpm
  • (4WD車)
  • P5-VPS型:
  • 148 N⋅m (15.1 kgf⋅m) / 4,000 rpm
  • (15MB専用)
変速機 6速MT(1.5Lガソリン、1.5Lディーゼル/2WD車に設定)
6速AT (6EC-AT)(15MBを除く)
サスペンション
前 マクファーソンストラット式
後 トーションビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,570 mm
全長 4,065 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,500 - 1,525 mm (2WD)
1,550 mm (4WD)
車両重量 1,050 - 1,240 kg
その他
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:リーディングトレーリング式ドラム[注 1]
姉妹車 トヨタ・ヤリスiA(米国)
トヨタ・ヤリスセダン(カナダ)
トヨタ・ヤリスR(メキシコ)
系譜
後継 日本:既存のCX-3に統合
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当初、日本国内市場向けには「デミオ」、グローバル向けには「MAZDA2」という異なる車名で販売されていたが、2019年9月12日の一部改良モデルから日本国内でもグローバル向けと同じ「MAZDA2」の車名になった。

概要

「Mazda2」のネーミングは、2002年に発売されたDY系デミオ(通算2代目)の日本国外における名称が初出である。世界戦略車として開発された同車は、日本国内では「デミオ」の車名を用いる一方、日本国外では新たに「Mazda + 車格を表す1桁の数字」の命名規則を用い、「Mazda2」という車名で販売された。

その後も2007年発売のDE系、2014年発売のDJ系とモデルチェンジを重ね、いずれも日本国内では「デミオ」の車名を用いてきたが、2019年5月、マツダは日本国内でもグローバル市場と同じ車名を使用する方針を示し[37]、「デミオ」についても2019年7月18日のDJ系の一部改良にあわせ、「MAZDA2」に車名を変更した[1][38][注 2]。

本項では2019年の日本国内市場向けの車名変更以降の事項について説明する。それ以前のモデルの詳細についてはマツダ・デミオの記事を参照。

この車名変更について、マツダの福原和幸常務執行役員は「(『アクセラ』といった車名ではなく)マツダというブランドで選んでもらうのが目的」「(マツダのSUVモデルである)『CX-3』や『CX-8』の登場でペットネームでなくても抵抗がないお客様も多い」と述べ、マツダのブランド価値の向上を目指したものである旨説明した[40]。なお、日本ではフルモデルチェンジの際に車名を変更したり、マイナーチェンジの際に派生モデルを設定する例は複数あるが、マイナーチェンジの際に車名を変更する例は珍しい[41]。

2019年7月18日
4代目デミオ(2014年発売開始)をマイナーチェンジ。同時に車名を日本国内向けの「デミオ」から日本国外向けと同じ「MAZDA2」に変更。同日から予約開始[1][42]。同年9月12日に発売開始。
車名変更と併せた一部改良の内容は以下の内容に示す通りで[42][43]、小幅にとどまる。
  • 2016年の一部改良で投入されたマツダの最新鋭車両統合制御技術である[44]「G-Vectoring Control」(G-ベクタリング コントロール:GVC)の改良版「GVCプラス」を標準装備化。
  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を全車速追従機能付に変更。
  • 「運転席6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」および自動防眩ルームミラーを設定。
  • マツダコネクトはAppleの「CarPlay」、Googleの「Android Auto」に対応する機能を追加。
2020年4月3日
マツダの創立100周年を記念した「100周年特別記念車」を発表、予約受注を開始(2021年3月31日までの期間限定受注)。発売は6月以降[45]。
「15S L Package」と「XD L Package」をベースに、バーガンディのフロアカーペットを装備し、ボディカラーに「スノーフレイクホワイトパールマイカ」を採用。また、フロアマットとフロントフェンダー部には創立100周年記念バッジが装着され、マツダの前身となる東洋工業が創業された際に制定されていた「丸工マーク」と現在のマツダのブランドシンボルマークを重ね合わせたスペシャルロゴをヘッドレストやキーフォブ(キーフォブは100周年専用化粧箱入り)の刻印、センターホイールキャップのロゴに採用。
併せて、「15S 100周年記念仕様車」には、CD/DVDプレーヤー、地上デジタルTVチューナー(フルセグ)、シャークフィンアンテナ(ラジオ用)、セーフティクルーズパッケージが特別装備した。
2020年5月13日
特別仕様車「White Comfort」を発売[46]。
「15S L Package」、「XD L Package」をベースに、白本革と「グランデュクス(スエード調人工皮革)」、メランジ調を組み合わせたシートを採用。
ボディカラーはエターナルブルーマイカ、ディープクリムゾンマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ソニックシルバーメタリックを除く6色が設定される。なお、本仕様車に設定されているポリメタルグレーメタリックは4月23日より新色として全てのカタロググレードにも設定された。
2020年5月28日
特別仕様車「SMART EDITION」を発売[47]。
「15S」・「15S PROACTIVE」をベースに、共通でシャークフィンアンテナと360°ビュー・モニターを特別装備したほか、「15S SMART EDITION」にはリアダークガラス、6:4分割リアシート、アドバンストキーレスエントリーシステム、フルオートエアコン、スーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)が、「15S PROACTIVE SMART EDITION」にはスマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)、アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)がそれぞれ特別装備された。
2020年12月3日
特別仕様車「Black Tone Edition」を発売[48]。
「15S PROACTIVE」・「XD PROACTIVE」をベースに、外観はドアミラーとフロントグリルをグロスブラックに変え、16インチアルミホイールにブラックメタリック塗装を採用。ロアバンパーにメッキ加飾が施され、シャークフィンアンテナとマフラーカッターを装備。内装はレッドステッチのシート加飾が施され、エアコンルーバーベゼルにシルバー/ダークレッド、ステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキに本革巻を採用。そのほか、MRCC・SBS・LASが特別装備され、AT車にはパドルシフトも装備された。
なお、ベース車に装備されているスーパーUVカットガラス(フロントドア)&IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)と運転席&助手席シートヒーターは非装備化される。
2021年6月24日
一部商品改良。同時に、特別仕様車「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」を発売[49]。
「15S PROACTIVE」・「15S PROACTIVE S Package」・「15S L Package」にて、「SKYACTIV-G 1.5」に斜め渦燃焼「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン)」の採用により圧縮比を14.0に高め、WLTCモードによる燃料消費率を向上。これにより、該当グレードの2WD・AT車は「2030年度燃費基準75%達成」となった(「SKYACTIV-D 1.5」搭載車も2030年度燃費基準に対応し、MT車は「2030年度燃費基準75%達成」、AT車は「同60%達成」となる)[50]。また、制御プログラムの変更により、アクセル操作に対する応答性とコントロール性も向上された。
「PROACTIVE」系以上のグレードのAT車には、スマートフォンをコンソールに置くだけで充電が可能なワイヤレス充電(Qi)と簡単な登録操作で次回以降はスマートフォンを取り出さずに自動接続されるApple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定に追加。AWD車にはフロントガラスにたまった雪を取り除きやすくするワイパーデアイサーを標準装備。ボディカラーはチタニウムフラッシュマイカを廃止する替わりに、新色のプラチナクォーツメタリックが追加された。
特別仕様車「Sunlit Citrus」は、「15S PROACTIVE S Package」・「XD PROACTIVE S Package」をベースに、インテリアカラーはグレージュをメインカラーとしてシトラスを差し色に配し、シートにはセーレンの「グランリュクス」を採用。アドバンスキーはカード型となり、インテリアテーマカラーとコーディネートされた2色の専用キーシェルとフロアマットを同梱。アンテナはシャークフィンアンテナとなるほか、「15S Sunlit Citrus」はベースグレードではメーカーオプション設定(「XD S PROACTIVE S Package」は標準装備)となる360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)と自動防眩ルームミラーも特別装備される。
過去に発売された特別仕様車も一部商品改良を受けて継続販売され、「15S White Comfort」・「15S PROACTIVE SMART EDITION」・「15S Black Tone Edition」は「SKYACTIV-G 1.5」が高圧縮比仕様となり、「15S PROACTIVE SMART EDITION」は「15S PROACTIVE Smart Edition II」へ改名。また、「15S PROACTIVE」は6MT専用グレードへ移行された。
2023年1月27日
大幅な商品改良(ビッグマイナーチェンジ)を発表(同日より予約受付開始、3月下旬発売)[51]。
バンパー(フロント・リア)やフロントグリルのデザインを変えてフロントフェイスを刷新するとともに、内装も見直された。
機種(グレード)体系が大幅に変更され、2トーン仕様のフルホイールキャップを新設し、ボディカラーのみならず、3色のインパネカラー(ピュアホワイト・グロスブラック・グロスライトブルー)、3色のルーフカラー[注 3]が選択可能で、用品を拡充したことで更に豊富なカラーコーディネーションから選択可能とした新グレード「15 BD」・「XD BD」、特別仕様車「Black Tone Edition」に16インチ専用アルミホイール(ブラックメタリック塗装/切削光輝)、専用メッシュグリル(グロスブラック)、ブラック基調シート(赤ライン)を追加し、グレード名を変更してカタロググレード化した「15 SPORT」・「XD SPORT+」、同じく特別仕様車だった「Sunlit Citrus」はステアリング・シフトノブ・パーキングブレーキレバーを本革巻きに変え、パワーシート、ステアリングヒーター、SBS、MRCC、LASを追加の上で、ガソリンモデルの「15 Sunlit Citrus」のみカタロググレード化。これに、ベースグレードの「15C」と「XD」、モータースポーツベース車の「15MB」を加えた8機種に集約・整理された。
ボディカラーはディープクリムゾンマイカとエターナルブルーマイカを廃止する替わりに、新色のエアストリームブルーメタリック(「15 SPORT」・「XD SPORT+」・「15MB」を除く)とエアログレーメタリック(「15MB」を除く)が追加されたほか、ソウルレッドクリスタルマイカメタリック(特別塗装色)は「15C」・「XD」への設定が、プラチナクォーツメタリックとジェットブラックマイカは「15 SPORT」・「XD SPORT+」への設定が、スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装色)とポリメタルグレーメタリックは「15 Sunlit Citrus」への設定が、マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)は「15C」・「XD」・「15 Sunlit Citrus」への設定が、セラミックメタリック・ソニックシルバーメタリック・ディープクリスタルブルーマイカは「15 Sunlit Citrus」・「15 SPORT」・「XD SPORT+」への設定がそれぞれ廃止された。
2023年9月21日
商品改良が発表された(同日より予約受付開始、12月下旬発売)[53]。
「15MB」を除く機種にコネクティッドサービスに対応したマツダコネクトが採用され、「15C」、「XD」、「15 BD」、「XD BD」にメーカーオプション設定、「15 SPORT」・「XD SPORT+」に標準装備された。マツダコネクト搭載車では、センターディスプレイが8.8インチに大型化され、急病や車両故障等の万が一の事態が発生したときにオペレーターが救急や警察、販売会社と連携してユーザーへのサポートを行う「マツダエマージェンシーコール」やカーファインダー、リモートコントロールなどの機能まで、コネクテッドサービスが利用可能となる。
「15 BD」・「XD BD」に設定されている用品架装パッケージ車には、フロントグリルやリアルーフスポイラー、フルホイールキャップなどの裏側にライムグリーンのアクセントが施された「SCI-FI(サイファイ)」が新たに設定された[注 4]。
機種や装備体系の見直しも行われ、「15 BD」・「XD BD」の選択肢の幅が広がったことに伴い「15 Sunlit Citrus」が廃止され7機種に集約。「15 SPORT」・「XD SPORT+」はルーフフィルム・ドアミラーカバー・シャークフィンアンテナがボディ同色となり、ブラックはメーカーオプション設定となった[注 5]。「XD」は従来メーカーオプション設定だった「ユーティリティパッケージ」が標準装備化された。
2024年6月3日
国土交通省は、ガソリン車において「型式指定」を巡り不正行為が見つかったとして、安全性が基準に適合しているか確認できるまで出荷停止を指示した[54]。
2024年6月28日
国土交通省からの出荷停止指示解除に伴い、ガソリン車の生産・出荷を再開[55]。
2024年9月17日
日本国内向けのディーゼル車全機種の生産を終了(販売は注文が生産台数に達するまで継続される)[56]。
2024年11月29日
CX-5、CX-30、MAZDA3と共に新機種の追加を発表(12月25日発売)[57]。
「15 BD」は従来メーカーセットオプション「ウォームコンフォートパッケージ」での設定だったステアリングヒーターや運転席&助手席シートヒーターを標準装備化して「15 BD i Selection」へ改名され、「XD」に設定されていた「SPORT+」が既存の「15 SPORT」に専用のメーカーオプションとして設定されていた「SPORT+パッケージ」を標準装備化した「15 SPORT+」として復活した。
2025年11月20日
機種体系の変更を発表(同日より予約受注開始、12月上旬販売開始)[58]。
「15C」はリアシート6:4分割可倒式シートバックとダークティンテッドガラス(リアドア/リアゲート)で構成される「ユーティリティパッケージ」が標準装備され「15C II」に、「15 BD i Selection」は8.8インチセンターディスプレイと車載通信機(コネクティッドサービス対応)で構成される「マツダコネクトパッケージ」、360°ビューモニター・フロントパーキングセンサー・自動防眩ルームミラーで構成される「360°セーフティパッケージ」、地上デジタルTVチューナー(フルセグ)の3点が標準装備され「15 BD i Selection II」に、「15 SPORT」は運転席&助手席シートヒーターとステアリングヒーターが標準装備され「15 SPORT II」にそれぞれ改名された。
なお、「15MB」・「15 SPORT+」並びに助手席回転シート車については装備内容の変更はなく、価格も据え置きとなる。
2026年4月24日
日本経済新聞電子版が、日本国内におけるMazda2の生産を同年8月末で終了し、販売は在庫限りになると報じた[59][60]。前身のデミオの発売から30年にわたる歴史に幕を下ろすこととなる。これにより、マツダは国内のコンパクトカー市場、およびバッジエンジニアリングを含めたバン・トラック等の小型貨物車や後述する教習車(≒タイ製のマツダ教習車)を除く5ナンバー車市場からの実質的な撤退となる。なお、海外での販売は続ける方針。

マツダ教習車(DJ改・2019年)

マツダ教習車
4BA-DJLFJ[61]
概要
製造国 タイ王国の旗 タイ(ベース車両)
販売期間 2019年5月27日 -
(発表:2019年4月24日)
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアセダン
(自動車運転教習用特種用途自動車)
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン P5-VPS型:
1,496cc 直列4気筒 直噴DOHC
最高出力 81 kW (110 PS) / 6,000 rpm
最大トルク 141 N⋅m (14.4 kgf⋅m) / 4,000 rpm
変速機 6速MT
6速AT (6EC-AT)
サスペンション
前 マクファーソンストラット式
後 トーションビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,570 mm
全長 4,410 mm[62]
※ベース車両の全長は4,320 mm
全幅 1,695 mm
全高 1,470 mm
その他
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:リーディングトレーリング式ドラム
製造事業者 Mazda AutoAlliance Thailand(タイ王国の旗 タイ)
系譜
先代 アクセラ教習車
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マツダで販売されてきた教習車(マツダ教習車)は2004年から3代連続でアクセラセダンがベースのものとなっていたが、2019年4月24日に、PDI(納車前検査)を通過したタイ製のMazda2セダン(海外専売車種)を マツダE&Tの手で教習車仕様として架装・改装したモデルに移行し、同年5月27日から販売することを発表した[63][64]。ベース車種の変更について、マツダでは「教習生が初めて乗るクルマとしての取り回しの良さを考えたときに、(アクセラのような3ナンバーサイズではなく)5ナンバーサイズがベストと判断した」と説明している[64]。また、日本で導入されているハッチバックモデルではなくセダンタイプを導入した理由については、国が定める教習車の規定が「全長4.4m(4,400mm)以上」と定められている[注 6]ためであるという[64](先述した通りベース車両の全長は4,320mmとなり4,400mmに満たないため、オーバーライダーの機能を併せ持った「仮免許練習中」標識用プレートホルダーを前後のバンパーに架装・装着、さらに大型のリヤバンパープロテクターを架装・装着して車両の全長を4,400mm以上に達するように延長させている[注 7])。自動車運転教習用特種用途自動車仕様の8ナンバー登録と自家用車仕様の5ナンバー登録がある。

パワートレインは教習車で初めて「SKYACTIV TECHNOLOGY」が導入され、「SKYACTIV-G 1.5」(P5-VPS型)に、6速MT「SKYACTIV-MT」又は6速AT「SKYACTIV-DRIVE」が組合わせられ、制御技術である「G-ベクタリングコントロール(GVC)」も装備される。アイドリングストップは装備されない。

教習車特有の装備も多数備えており、指導員席シートリフター(ラチェットレバー式)、指導員用のモニターや防眩インナーミラーが採用され、指導員用アウターミラーは左右アウターミラー間寸法からはみ出ないように設計された。シートには振動吸収ウレタンが採用され、タイヤ・ホイールは15インチ(185/65R15)とし、リアバンパープロテクターを装備。クラッチディスクは耐摩耗性を高めた大径タイプを、ヘッドランプやフットランプはLEDが採用された。インパネ中央には教官用スイッチ類(ホーンスイッチ・ドライバー席足下灯スイッチ・教官用デジタルスピードメータ(トリップ計との切り替えあり)・ウインカーインジケータ)が装備される。長時間乗車する教官の為に助手席足下のエア吹き出し口には不織布が貼られている。そのほか、パンク修理キットに代わってテンパータイヤが積載され、オーディオはセグメント液晶オーディオディスプレイ(AM/FMラジオ付)となり、スピーカーはフロントドアとリアドアの4スピーカーとなる。さらに、坂道発進教習のために坂道発進補助装置であるヒル・ローンチ・アシスト(HLA)が省かれ、運転技能習得のためブラインド・スポット・モニタリング(BSM)とアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)も省かれる。

タイ生産のMAZDA2セダンがベース車両であるが運転席ドアスイッチ・コーションラベル類は日本仕様である。タイ国内販売車両に装備されるリヤトランクスポイラーは装備されず、アウターハンドルのプッシュスイッチも装備されない。

ステアリングに装備されるエアバッグは日本仕様と異なるダブルエアバッグ仕様となる。エアバッグ自体も運転席・助手席に加え、側面からの衝突の際の乗員保護を目的にカーテンエアバッグとフロントサイドエアバッグも装備される。

準備されるボディ色はソウルレッドクリスタルメタリック(有料色)、マシーングレープレミアムメタリック(有料色)、エターナルブルーマイカ、ジェットブラックマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカ(有料色)、アークティックホワイト、ソニックシルバーメタリックの7色(後にエターナルブルーマイカが廃止され、2025年7月時点では6色)、内装はブラック(ストライプ)クロスのみとなる。ホイールはスチール+フルホイールキャップが標準だがアルミホイールもメーカーオプションとして選べる[65]。

なお、このマツダ教習車は法人向け専売車両とされており、原則として個人向けには販売されない。

2025年10月末をもってトヨタ教習車(2代目)が生産終了となったため、日本国内で導入・販売される教習車および5ナンバーサイズのセダンは、本車種が唯一となった[66]。

リバッジ

Toyota Yaris iA

トヨタモーターノースアメリカ株式会社(英: Toyota Motor North America, Inc.)は、2015年4月1日から始まったニューヨーク国際オート・ショー(英: New York International Auto Show)でサイオン・iAを発表した[67][68]。マツダ株式会社のメキシコにおける生産拠点であるMMVO(西: Mazda de Mexico Vehicle Operation S.A. de C.V.)が生産するMazda2(3代目)のセダンのリバッジで、米国ではサイオン・iA、カナダではヤリス セダン、メキシコではヤリス Rとして販売した[67]。米国では、サイオンは2016年型限りで廃止となったため、2017年型からヤリス iAとして、2019年型からはYaris sedanとして、2020年型ではヤリス ハッチバックが追加されセダンはヤリスとなった。トヨタモーターノースアメリカ株式会社が北米での小型車販売撤退を決めたことから、2020年型をもって終売とした[69][70][71]。

Mazda2 Hybrid

トヨタ・ヤリス > マツダ・MAZDA2
Mazda2 Hybrid

マツダ株式会社は、トヨタモーターマニュファクチャリングフランス株式会社(仏: Toyota Motor Manufacturing France S.A.S.)が生産するトヨタ・ヤリスハイブリッド(MXPH1#L)をバッジエンジニアリングしたMazda2 Hybridの受注を2022年春から欧州各国で開始した[72]。当初はタイ製のMazda2と併売したが、2025年にそれを終売しMazda2 Hybridのみを販売している[73]。

モータースポーツ

日本では、2015年10月からジムカーナやダートトライアルへの参加などを想定したモータースポーツのベース車両としてデミオ 15MBを販売し、2019年のMazda2への改名後はMazda2 15MBと改めた[74][75]。米国ではMAZDASPEED Motorsport Developmentが、SCCAの公認アマチュア・ロード・レースB-SpecへのMazda2での参戦を支援している[76]。

関連書籍

  • 「特集:新型デミオ」『マツダ技報』第21号、マツダ株式会社、2003年4月21日、92-145頁、2026年5月4日閲覧。 
  • 「特集:新型マツダデミオ」『マツダ技報』第26号、マツダ株式会社、2008年4月、3-70頁、2026年5月4日閲覧。 
  • 「特集:新型デミオ」『マツダ技報』第32号、マツダ株式会社、2015年5月、3-30頁、2026年5月4日閲覧。 

関連項目

外部リンク

脚註

註釈

  1. ↑ マツダの自社生産車で後輪にドラムブレーキを採用するのは本車種のみである。
  2. ↑ 同じ理由で中型乗用車(Dセグメント)の「アテンザ」も先行して「MAZDA6」に車名変更されている[39]。
  3. ↑ ボディカラー同色に加え、メーカーオプションとして生産時の二酸化炭素排出量低減を図るため、塗装をフィルムに置き換えた[52]ルーフフィルムでホワイト又はブラックを選択可能。
  4. ↑ 推奨ボディカラーはマシーングレープレミアムメタリック、ジェットブラックマイカ。
  5. ↑ ただし、MT車を選択した場合はブラックのメーカーオプションが同時装着となり、メーカーオプション代が上乗せされる。
  6. ↑ 道路交通法施行規則(昭和35年総理府令第60号)第24条第6項に「技能試験において使用する自動車」の規格について定めがあり、「普通免許、普通第二種免許及び普通仮免許」に使用できる自動車の規格が「乗車定員5人以上の専ら人を運搬する構造の普通自動車で長さが4,400mm(4.40m)以上、幅が1,690mm(1.69m)以上、最遠軸距が2,500mm(2.50m)以上及び輪距が1.30m以上のもの」との記載がある。
  7. ↑ アクセラセダンは元々全長が長く(最終型で4,580mm)そのままで教習車の寸法規定をクリアしていたが、ファミリアセダンがベースだった時代はバンパーを北米仕様のものに付け替えて全長を4,400mm以上にしていた。

出典

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