1800-1899
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「生物学と有機化学の年表」の記事における「1800-1899」の解説
1801年 - ジャン=バティスト・ラマルク (Jean-Baptiste Lamarck)は、無脊椎動物の分類法について初めて詳細に研究した。 1802年 - 現代の「生物学」(biology)という意味でこの用語が、ゴットフリート・ラインホルト・トレヴィラヌス(Gottfried Reinhold Treviranus)の著作Biologie oder Philosophie der lebenden Natur『生物学或いは命ある自然に関する哲学』とラマルク(Jean-Baptiste Lamarck)の著作Hydrogéologieでそれぞれ独自に使用される。biologyの語自身は1800年にカール・フリードリッヒ・ブルダッハ (Karl Friedrich Burdach)が創作した造語である。 1809年 - ラマルクは、獲得形質の遺伝に関する進化論を提唱した。 1817年 - ピエール=ジョセフ・ペルティエ(Pierre-Joseph Pelletier)とジョセフ・ベイネミ・カヴァントゥー(Joseph-Bienaime Caventou)は、葉緑素を単離した。 1820年 - クリスチャン・フリードリッヒ・ナッセ(Christian Friedrich Nasse)は、Nasseの法則を確立した。すなわち「血友病は、男性でのみ発症するが、その遺伝は発現しない女性を介して渡される」。 1828年 - カール・フォン・ベール(Karl von Baer、ドイツ)は、哺乳動物の卵細胞を発見した。 1828年 - フリードリヒ・ヴェーラー(Friedrich Woehler、ドイツ)は尿素を合成した。;無生物の材料から出発する有機化合物の最初の合成例となった。 1836年 - テオドール・シュワン(Theodor Schwann)は、胃組織の抽出物からペプシンを発見する;動物性酵素の最初の分離例となった。 1837年 - テオドール・シュワンは、熱せられた空気が腐敗の予防になることを示した(無菌操作法の始まり)。 1838年 - マティアス・ヤーコプ・シュライデン(Matthias Schleiden、ドイツ)は、すべての植物の生体組織が細胞から成り立っていることを主張した(植物における細胞説)。 1839年 - テオドール・シュワンは、すべての動物の生体組織が植物と同様に細胞から成り立っていることを主張した(細胞説)。 1856年 - ルイ・パスツール(Louis Pasteur、フランス)は、微生物が発酵の原因であると提唱した。 1858年チャールズ・ダーウィン(イギリス)とアルフレッド・ラッセル・ウォレス(イギリス)は、自然淘汰による進化論をそれぞれ独自に提唱した。 ルドルフ・フィルヒョー(Rudolf Virchow、ドイツ)は、「細胞は、細胞からのみ発生する」ことを提唱した。 1862年 - ルイ・パスツールは、細胞の自然発生説が誤りであることを証明した。 1865年グレゴール・ヨハン・メンデル(Gregor Mendel、チェコスロバキア生まれ;オーストリア)は、エンドウ豆の異種交配を観察し、優性遺伝あるいは劣性遺伝する因子についての仮説(メンデルの法則)を提唱した。 フリードリヒ・ケクレ(Friedrich August Kekulé von Stradonitz、ドイツ)は、ベンゼンが六角形の環状炭素と水素原子から構成されることを提唱した。 1869年 - フリードリッヒ・ミーシェル' (Friedrich Miescher、スイス)は、細胞核から核酸を発見した。 1874年 - ヤコブス・ファント・ホッフ(Jacobus van 't Hoff、オランダ)とジョゼフ=アキレ・ル・ベル(Joseph-Achille Le Bel、フランス)は、有機分子が三次元立体構造の表現法を確立し、そして炭素原子が4面体構造を取ることを提案した。 1876年 - オスカー・ヘルトウィヒ(Oskar Hertwig、ドイツ)とヘルマン・フォル(Hermann Fol、スイス)は、受精卵が男性と女性の核の両方に由来することを示した。 1884年 - エミール・フィッシャー(Emil Fischer、ドイツ)は、糖類の単糖構成の分析と構造を詳細に研究し糖化学を創始した。 1898年 - マルティヌス・ベイエリンク(Martinus Beijerinck、オランダ)は、タバコ・モザイク病が、彼がウイルスと命名した細菌よりも小さいものによって引き起こされることをろ過実験で示した。 19世紀末 - サンティアゴ・ラモン・イ・カハール(スペイン)は神経のニューロン説を唱えた。
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