高麗博物館とは? わかりやすく解説

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高麗博物館

行政入力情報

団体名 高麗博物館
所轄 東京都
主たる事務所所在地 新宿区大久保一丁目12番1号 第二韓国広場ビル
従たる事務所所在地
代表者氏名 村上 啓子
法人設立認証年月日 2002/05/01 
定款記載され目的
この法人は、一般市民対象にして、博物館活動通し有史以来日韓・日朝関係史及び在日韓国・朝鮮人の歴史について、情報収集公開調査・研究イベント開催などの活動行い、もって心豊かに支えあう国際社会実現寄与することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:  2015/12/24     認定満了日:  2025/12/23     認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
閲覧書類
監督情報
解散情報
解散年月日  
解散理由  

高麗博物館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/22 15:34 UTC 版)

高麗博物館
各種表記
ハングル 고려 박물관
漢字 高麗博物館
発音 コリョバンムルクァン
英語 Koryo Museum
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高麗博物館(こうらいはくぶつかん)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)開城市博物館である。

概説

高麗博物館

高麗時代から李氏朝鮮時代に至るまで最高教育機関であった成均館(せいきんかん、성균관)の建物を使用しているが、博物館としては1987年に建設された。12棟の本館、6棟の分館から構成され、総面積は7万平方キロに及ぶ。館内には約1,000件の歴史的遺物、館外には石塔石碑などが展示されている。建物は2013年に「開城の歴史的建造物群と遺跡群」の構成資産として世界遺産リストに登録された。

展示内容

  • 第一号展覧館
    高麗の成立とその発展に関係する展示
  • 第二号展覧館
    金属活版印刷の発展と世界に与えた影響など、李氏朝鮮時代の印刷工業に関係する展示
    青磁などの展示
  • 第三号展覧館
    釈迦如来銅像
    約8,000巻の仏教書籍の展示
  • 第四号展覧館
    青銅などの金属及びで製作された工業における芸術作品の展示
  • 館外文化財
    • 「玄化寺」の石塔及び石碑
      7層に及ぶ石塔と石碑から構成されていて、塔の高さは8.64メートル。高麗時代初期の1020年に建設されたといわれ、これは朝鮮民主主義人民共和国の国宝(en:National Treasures of North Korea)139号と151号に指定されている
    • 「興国寺」の石塔遺跡
      高麗王家のため、1021年に建設された。朝鮮戦争中、アメリカ軍によって多くを破壊されている
    • 五層石塔
      951年に建設された。元は「仏日寺」の「金殿」にあったものが、1960年に現在の位置へ移された
    • 「開国寺」の石灯
      935年に建設された石灯

その他

入り口には、お土産を販売する売店や、北朝鮮の切手を販売する「朝鮮郵票展示館」が設置されている。

日本の高麗博物館

1990年、在日朝鮮人女性による「日本政府は植民地時代に韓半島から略奪した文化財を一堂に集めて展示できる博物館を建設してほしい」という投稿を朝日新聞が掲載したことを契機に日本基督教団の東海林勤が代表として「高麗博物館をつくる会」が結成され、2001年12月に東京都新宿区新大久保特定非営利活動法人「高麗博物館(英称 Korea Museum)」が設立された(初代館長は東海林勤)[1]

脚注

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