高ノ織中学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 04:47 UTC 版)
彩や奴村たちが通う武蔵之市所在の中学校。しかし彩をいじめていたえりかが学校内でも評判の悪い不良生徒の荒井と共に踏切事故で亡くなったり、首に傷を負って入院したさりなが退院直後に失踪するなど、魔法少女サイトやステッキが絡んだ不幸な事件が頻発するようになり、虹海の急逝が世間で公になった後、学校は夏休みに入ると同時に臨時休校となる。彩、奴村、さりな、虹海、梨ナ、および荒井を除く以下3人は2年B組在籍。 火本 真(ひのもと まこと) 彩のクラスメイト。彩に密かな好意を寄せており、奴村よりも以前から彩の心の支えとなっている唯一の少年。一人称は「僕」。 心優しい純粋な性格で、常に彩のことを気にかけているが、いじめから助ける勇気が出せない自分を不甲斐なく思い、強い罪悪感に苛まれていた。奴村ほどではないものの、彩をいじめるさりな達グループを毛嫌いしており、彼女達の不幸にもあまり同情的ではなかった。いじめが収まってからは少しずつ彩に対して歩み寄るようになり、今まで助けられなかったことを心から懺悔する上で彩を励ますようになる。 虹海の急逝後、不登校になった彩を心配してノートや配布物を届けに彩の家に足を運ぶようになるが、クラスが一時休講になった際に彩の家族の異変を知り、部屋のドア越しから彩に慰めの言葉をかけた。 アニメ版では第1話において、台詞無しで一瞬登場しているが、彩との関わりは割愛されている。 【第2部】 さりなの犠牲と引き換えに奴村を取り戻した彩の前に突如現れ、ステッキで自分の寿命を移すよう申し出て彼女を困惑させる。 実は火本こそが彩と奴村の実の父親本人と判明し、真の姿は黒髪の青年。また、表向きでは亡くなったとされていた彩と奴村の実の母親も実は生きていたが、最後まで明らかにされなかった。 貝島 えりか(かいじま えりか) CV- 喜多村英梨 さりなの親友で、彩をいじめていた女子グループの1人。暗い金髪のミディアムヘアーで、右側の髪の一部をシュシュで結んだサイドテールの少女。縞ニーソを履いている。 グループ内でも特に残虐性や攻撃性が強く、最もいじめに積極的。加えて、彩が密かに可愛がっていた子猫を踏切内に放り投げて轢殺した張本人であり、その事を彩を痛めつけながら嬉々として話すという、大凡中学生とは思えない凶行におよんでいた。 知人の先輩である荒井に彩を強姦するよう仕向けるが、追いつめられた彩が直前に使ったステッキによって踏切内に瞬間移動し、荒井諸とも電車に轢かれて死亡。7月10日没。 しかし、校内ですこぶる評判の悪い荒井と付き合いを持っていた事から、一部の生徒には荒井共々事故死したことを陰で喜ばれていた。 川野 愛(かわの あい) CV - 清水彩香 さりなの親友で、彩をいじめていた女子グループの1人。キャラメルブラウンの長い髪を左側で輪っか状にまとめた少女。 さりなやえりかと共に積極的に彩をいじめていたが、グループ内では一番の常識性の持ち主であり、さりなが凶器を取り出してまで彩を尋問した際は「やりすぎだ」と止めようとした。 自分の親友が立て続けに不運な事故に遭ってからは一転し、彩に対して強い恐怖心を抱くようになる。 荒井 翔太(あらい しょうた) CV - 山本祥太 中学3年生(アニメ版では3年A組在籍と判明)。さりな達グループと交友関係を持つ不良生徒で、極めて品性下劣な悪漢。 さりな達からは「翔太先輩」と呼び慕われており、特にえりかとは一番仲が良く、えりかの指示で彩を強姦しようと襲いかかる。しかし、追いつめられた彩が直前に使ったステッキによって踏切内に瞬間移動し、えりか共々電車に轢かれて死亡。 しかし、自身は学校内でも特に悪名高い札付きの不良で、さりな達グループ以外の大半の生徒には蛇蝎の如く忌み嫌われていたために同情の声は皆無に等しく、一部の生徒はその死を喜んでいた。
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