領有問題
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ベトナムが実効支配しているが、中華人民共和国、中華民国(台湾)、フィリピンも主権を主張している。1978年からベトナム軍が駐留している。 2014年2月3日には、この島の周辺海域で、中国海軍の艦艇が中国国旗と思われる赤い旗を立てたブイを海面に投入したが、ベトナム海軍に即時回収されるという事件が起きている。
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領有問題
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ウィキソースに白頭山定界碑の原文があります。 「間島」および「中朝国境」も参照 清・朝鮮定界碑 朝鮮人が満州の豆満江以北地域である間島へと移住する動きが絶えず、1712年、清と朝鮮の役人達は白頭山の分水界に国境を示す白頭山定界碑(朝鮮語版、中国語版)を建てた。ここに書かれた、国境を「西方を鴨緑とし、東方を土門とする」という表記の解釈をめぐり、土門を豆満江とする清側の主張と、土門江(松花江支流)とする朝鮮側の主張が19世紀末から20世紀はじめにかけてぶつかりあった。 中朝辺界条約 1962年に結ばれた中朝辺界条約(ko:조중 변계 조약)によって中国が北朝鮮に譲歩し、天池上に中朝国境線が引かれる形で終結した。中国側の記録によると、元々白頭山全域は中国領内にあったが、この条約により、白頭山及び周辺地域を含む約1,200 km2の土地が中国から北朝鮮へ割譲され、天池の54.5%が北朝鮮に、45.5%が中国領としてほぼ半分に分割される事になった。これに対して韓国の民族主義者などは批判的であり、中国側の主張を北朝鮮が呑んだといい、松花江を境界とする主張を続けている。一方、中国側にもその後の文化大革命において、当時延辺朝鮮族自治州の州長を務めた朱徳海がこの件に触れ、「売国奴」として批判された。 韓国における主張 中国と北朝鮮の間では国境が画定しているが、中国と韓国の活動家グループの間で、白頭山および間島地域の領有権論争がある。韓国の活動家は、中国側で近年行われている経済開発、文化イベント、インフラ整備、観光資源開発、世界遺産への登録申請、冬季オリンピックの招致などはすべて、この白頭山地域全体の領有権を主張する動きの一環だとしている。中国側でこの地域を「長白山」と呼ぶこと自体に対しても韓国側は歴史の歪曲だとして反発している。中国の吉林省長春市で行われた2007年アジア冬季競技大会では中国が天池から聖火の採火を行うパフォーマンスを行い、韓国のショートトラック女子代表選手は授賞式で「白頭山は我々の領土」(朝鮮語: 백두산은 우리 땅!)と書かれたカードを掲げて中国当局の抗議を受けるなど領有権問題が国際的に認知されることとなった。中国側は「東北工程」プロジェクトでこの地域を研究に含んでいる。
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