領有権をめぐる歴史とは? わかりやすく解説

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領有権をめぐる歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 03:50 UTC 版)

南沙諸島」の記事における「領有権をめぐる歴史」の解説

中華人民共和国政府は、二千年前の『異物志』(後漢の楊孚の著)に基づいて「漲海崎頭」(南海諸島もしくは南シナ海沿岸地形)を中国人発見した主張している。しかし、その約200年後の『南州異物志』(三国時代・呉の震の著)には、「外徼大舶」(外国大船)が「漲海崎頭」を発見した記載されており、中華人民共和国南海研究院院長・呉士存が自著南沙爭端起源發展』(2010年)で引用した「外徼大舶」が、英訳本では"boats used by foreigners"と訳されている。 明・清官修地誌では、領土最南端は海南島とされており、南沙諸島は清の領土線の外であった官修地誌以外の民間著作でも、清の中晩期の『南洋蠡測』(顔斯綜の著)中に萬里石塘」の記載があり、「此のを以て華夷中外の界を分かつ」と記述されている。境界線位置海南島の南の西沙諸島付近であった。また清の乾隆年間の『吧遊紀略』(陳洪照の著)では、海南島付近推定される「七州洋」を「中外之界」としている。

※この「領有権をめぐる歴史」の解説は、「南沙諸島」の解説の一部です。
「領有権をめぐる歴史」を含む「南沙諸島」の記事については、「南沙諸島」の概要を参照ください。

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