領有権主張地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/16 20:21 UTC 版)
「アルゼンチンの地理」の記事における「領有権主張地域」の解説
1959年の南極条約によって領土に関する議論が凍結された南極の一部(アルゼンチン領南極)、イギリスによって実効支配されている南大西洋の島々(マルビナス諸島とサウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島)の領有権も主張しているが、これらを含めた面積は約376万km2となり、インドを抜いて世界全体で7番目となる。1904年から領有権を主張しているアルゼンチン領南極は、南極点、西経25度線、南緯60度線、西経74度線で区切られた範囲であり、南極大陸本土の他に、南シェトランド諸島、南オークニー諸島などが含まれる。フエゴ島の南にはチリ領のピクトン島・レノックス島・ヌエバ島があり、かつてはアルゼンチンも領有権を主張していた。両国はエリザベス2世による仲裁を受け入れると、1977年にエリザベス2世はこれらの島がチリ領であると判定し、1985年に平和友好条約を批准して正式にチリ領となった。 南米大陸部 – 約279万km2 南方諸島部 – 約0.4万km2(領有権主張) アルゼンチン領南極 – 約97万km2(領有権主張)
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