領有権問題・帰属未定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:30 UTC 版)
「日本の島の一覧」の記事における「領有権問題・帰属未定」の解説
樺太(サハリン) - 北緯50度線を境に、北樺太と南樺太に分けられる。日本政府としては、北樺太はロシア連邦に所属し、南樺太については「帰属は未定」という立場である。2016年8月現在、樺太全体がロシア連邦の実効支配下にある。 千島列島 - 北から、北千島(占守島・阿頼度島・幌筵島・志林規島など)、中部千島(磨勘留島から得撫島まで)、南千島(択捉島、国後島など)の各地域に分けられる。日本政府としては、北千島および中部千島の島々については「帰属は未定」という立場である。南千島の島々は北方領土として、日本政府が領有権を主張している。2016年8月現在、南千島を含む千島列島の島全てがロシア連邦の実効支配下にある。択捉島 - 日本政府が領有を主張している領域内での最北端。 国後島 色丹島 歯舞群島水晶島 志発島 竹島 - 日本政府が領有権を主張している。1953年(昭和28年)に、大韓民国の武装民間団体である独島義勇守備隊が駐屯を開始。以降、韓国警察の警備隊が占拠を続け、2016年8月現在、韓国の実効支配下にある。 尖閣諸島 - 中華人民共和国と中華民国(台湾)が領有権を主張している。2016年8月現在、日本が実効支配する。
※この「領有権問題・帰属未定」の解説は、「日本の島の一覧」の解説の一部です。
「領有権問題・帰属未定」を含む「日本の島の一覧」の記事については、「日本の島の一覧」の概要を参照ください。
- 領有権問題・帰属未定のページへのリンク