北緯50度線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/19 07:38 UTC 版)
北緯50度線(ほくい50どせん)は、地球の赤道面より北に地理緯度にして50度の角度を成す緯線。ヨーロッパ、アジア、太平洋、北アメリカ、大西洋を通過する。この緯度の下では、夏至点時の可照時間は16時間22分で、冬至点時は8時間4分である[1]。
北緯30度線と北緯50度線に囲まれた地域はワイン用のブドウ栽培に適しているため、ワインベルトとも呼ばれている[2]。
通過する地域一覧
北緯50度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。
樺太
1905年から1945年まで、北緯50度線は大日本帝国樺太庁とソビエト連邦サハリン州との間の国境となっていた。第二次世界大戦終戦後は樺太(サハリン)全土をソビエト連邦(ソ連崩壊後はロシア)が実効支配している。
脚注
- ^ アメリカ海軍天文台. “Duration of Daylight/Darkness Table for One Year”. 2013年5月27日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2025年2月18日). “英・スパークリングワインがすごい! 気候変動が後押し? | NHK | ビジネス特集”. NHKニュース. 2025年2月19日閲覧。
関連項目
- 北緯50度線のページへのリンク