東景宏島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/27 23:12 UTC 版)
東景宏島(ひがしけいこうとう、英語:Grierson Reef、ベトナム語:Đảo Sinh Tồn Đông / 島生存東、中国語:染青沙洲)は、南沙諸島にある砂洲のひとつである。
地理
ユニオン堆(英語:Union Banks、中国語: 九章群礁)と呼ばれる群礁に属し、牛軛礁(Whitsun Reef)の南端から西に3海里の位置にある[1]。面積は0.12平方キロメートル[2]。
領有問題
ベトナムが実効支配しているが、中華人民共和国、中華民国(台湾)、フィリピンも主権を主張している。1978年からベトナム軍が駐留している[3]。
2014年2月3日には、この島の周辺海域で、中国海軍の艦艇が中国国旗と思われる赤い旗を立てたブイを海面に投入したが、ベトナム海軍に即時回収されるという事件が起きている[4]。
脚注
- ^ A Geographical Description of the Spratly Islands and an Account of Hydrographic Surveys Amongst Those Islands Maritime Briefing Volume 1 Number 6, Durham University
- ^ 染青沙洲 中国三沙網(中国語)
- ^ 染青沙洲 止戈国防百科(中国語)
- ^ 中国海軍が南沙諸島でブイ投入 中国国旗か ベトナム海軍が即時回収 MSN産経ニュース、2014年2月8日
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