サウスウエスト島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/28 15:09 UTC 版)
サウスウエスト島(サウスウエストとう、英語:Southwest Cay、ベトナム語: Đảo Song Tử Tây / 島雙子西、タガログ語:Pugad、中国語: 南子岛)は、南沙諸島の島の一つである。
南沙諸島の最北部に位置し、面積0.12平方キロメートル。第二次世界大戦までは日本が領有しており、南二子島と呼ばれていた。ノースウエスト島と対をなしており、中国ではこれら2島を合わせて双子群礁と呼んでいる。
かつてフィリピンが領有していたが、1975年に南ベトナム軍がこの島を占領し、以降、ベトナムが実効支配している。対をなすノースイースト島はフィリピンが実効支配しており、両国はそれぞれ軍を駐留させて対峙してきたが、中国との領有権争いの激化に伴い、2014年6月8日にはノースイースト島のフィリピン軍がサウスウエスト島のベトナム軍を訪問しスポーツ等で交流を行っている[1][2][3]。
ベトナム、フィリピン以外では、中華人民共和国、中華民国(台湾)も主権を主張している[4]。
脚注
- ^ ベトナム・フィリピン軍、南沙諸島で運動会 中国は反発 朝日新聞、2014年6月9日
- ^ 比越が対中国で“結束”アピール 南シナ海で異例の親善交流会 MSN産経ニュース、2014年6月9日
- ^ 比越両軍、南沙で親善試合 対中国で結束か 47NEWS(共同通信)、2014年6月8日
- ^ 南沙諸島-領土の帰属をめぐる紛争地帯
外部リンク
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