無メ礁
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無乜礁(むめ-しょう、テネント礁[1]、英語:Tennent Reef/Pigeon Reef[2]、ベトナム語:Đá Tiên Nữ / 𥒥仙女)は、南沙諸島(スプラトリー諸島)のロンドン群礁(英語:London Reefs、中国語: 尹庆群礁)東部の環礁である。
地理
インベスティゲーター礁の北部にあり、コモードアー礁から北西に40海里離れている。中国語では、海産がほとんどないので、“無乜”(海南語で「何もない」という意味)という礁名が付いた[3]。
領有を巡る状況
1988年から[4]ベトナムがこの礁を実効支配しているが、中華人民共和国と中華民国(台湾)も主権を主張している[5][6]。
2022年よりベトナムが北半分の細い陸地だったところを大幅に埋め立てを拡張、2023年8月時点で北西部には港湾を建設している[1]。
脚注
- ^ a b “国際ニュースナビ「揺れる南シナ海 中国と各国の埋め立て競争激化 最前線で何が」”. NHK (2023年12月8日). 2025年2月15日閲覧。
- ^ 南沙諸島 - 領土の帰属をめぐる紛争地帯
- ^ 無乜礁(中国語)
- ^ 被越南非法侵占的南沙群島島礁(中国語)
- ^ 台湾の南シナ海南沙諸島太平島における
- ^ 日本大学法学部 - 南シナ海の安全保障と戦略環境
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