信義礁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 14:58 UTC 版)
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信義礁またはファースト・トーマス礁[1](英語: First Thomas Shoal、中国語: 信義礁、タガログ語: Bulig、ベトナム語:Bãi Suối Ngà / 𣺽𤂬玡)は、南沙諸島南東部の環礁である。
地理
環礁はほぼ長方形で、環が閉じている。セカンド・トーマス礁から南東に約19海里離れている。東西の距離は7km、南北の距離は1.4km。面積は6.8km2[2][3]。
領有
中華人民共和国がこの礁を実効支配しているが、中華民国(台湾)、フィリピン、ベトナムも主権を主張している[4][5]。
脚注
- ^ 平間洋一「建艦思想に見る海上防衛論-中国海軍編 五 中国海軍と中越戦争」
- ^ 南沙諸島 - 領土の帰属をめぐる紛争地帯 Archived 2016年7月13日, at the Wayback Machine.
- ^ 仁愛礁(中国語)
- ^ 浦野起央「南シナ海の安全保障と戦略環境(二・完) (PDF) 」 政経研究 49(2)、pp.35-87、2012年9月25日、日本大学
- ^ 宋燕輝「台湾の南シナ海南沙諸島太平島における滑走路建設をめぐる論争とその政策的含意」 問題と研究 37(3)、pp.1-54、2008年7月、国立政治大学国際関係研究センター
関連項目
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