霧の団
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バルバッドで国軍や貴族の屋敷を襲撃し、金や食糧を奪いスラムの住民に分け与える義賊。元は40人ほどで構成されていたが、王宮から盗み出した財宝を元手に規模を数百人にまで拡大した。アリババがバルバッドへ帰還する前からカシムを筆頭に暗躍しており、王族であるアリババを頭に据えている間も実質的にはカシムが支配していた。メンバーの多くが、パタのような武器を使う。
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霧の団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 21:17 UTC 版)
カシム 声 - 福山潤、三瓶由布子(幼少期) 霧の団幹部(実質的にはリーダー)。 ドレッドロックスが特徴。面倒見がよく優れた統率力を持つ。スラム街でアリババと共に兄弟のように過ごした。酒に溺れて我が子に暴力を振るう父(声 - 間宮康弘)を持つ自身と国王を父に持ち優しい母に育てられたアリババを比べて劣等感を抱き続け、更にアリババが去った後に行われたスラムの住人達の隔離政策の末に流行病で妹のマリアムを亡くして絶望に陥り、何の手も差し伸べなかった王宮への憎しみを強めることになる。特技は節約。18歳没。身長172cm。趣味は煙草。 かつて、失踪していたはずがふらりと帰ってきた父をはずみで刺し殺してしまい、その時に父から「お前も自分と同じクズ野郎だ」と言われたことも劣等感の一因だった。 王宮への憎しみの感情をアル・サーメンに利用され、血を流すことなく革命を為したアリババに対してクーデターを起こし、それが失敗に終わると何もない自分にも力が宿りうることを証明するため自ら黒いジンとなる。王族を恨んでいるため、理性を失ったジンの姿となってからも王族や王政に関わった者を殺そうと執拗に狙う。ジュダルの力によって支配されアリババの「アモンの剣」を折るが、最期はアラジンのソロモンの知恵の力でジンの内部に入ったアリババによって「堕転」した魂は救われ、ジンの消滅に伴って死亡した。後にハッサン達によって彼の墓は作られたが、その遺体は煌帝国に回収された。 死後も、ルフの一部がアリババの体内に残っており、アリババがイスナーンから呪いを受けた時はその侵食を食い止めていたがアリババの魔力が変質することの原因ともなった。なお、形見の赤いピアスは現在もアリババが身につけている。 外伝にも登場。当時は6歳の幼い子供で、この頃はアリババと仲が良かった。 名前の由来は『アリババと40人の盗賊』のアリババの兄・カシムから。黒縛霧刀(コクバクムトウ) 魔法武器で、闇の金属器の一つ。刀身から鉛の重さの黒い霧を出し、その霧で相手を捕縛する、巨大な球を作り押しつぶすといった攻撃をする。本来の力は、「黒い器」の持ち主がその身を貫くことで自らを核として黒いジンを生み出すというものである。ジンの状態では、「重力魔法」や魔力を込めた「重力刀」を使う。 ザイナブ 声 - 渡辺明乃 霧の団幹部。 下唇にピアスを付けた女性。ハッサンと付き合っており、よく喧嘩する。18歳→19歳。身長165cm。 共和制移行後はハッサンと結婚。ザッサンという父親似の息子を儲け、現在2人目を身籠っている。将来的に自分の店を持つという夢を持つ。赤幻霧刀(セキゲンムトウ) 魔法武器。刀身から赤い霧を出し、それを吸い込んだ人間の期待や不安を煽りその幻を見せるが、心を強く冷静に保つ者には効果がない。カシムがジンになった時、彼に吸収された。 ハッサン 声 - 丹沢晃之、秋保佐永子(幼少時代) 霧の団幹部。 左目に眼帯をしている男性。ザイナブと付き合っており、よく喧嘩する。19歳→20歳。身長188cm。 共和制移行後は荷担ぎの職に就き、ザイナブと結婚する。煌帝国の統治に不満を抱いているが、子供のために現状を受け入れようとしている。黄侵霧刀(オウショウムトウ) 魔法武器。傷をつけたものを黄色い酸の霧でどんなものでも溶かす。建物への侵入などの時にも使われる。カシムがジンになった時、彼に吸収された。 ワリード 霧の団幹部。 葉巻を銜え、編み込んだ顎鬚が特徴の男。結成初期からカシムと行動している。18歳。身長180cm。 共和制移行後は牛引きから出世して奉公人(=奴隷)を四人仕える立場になった。黒縛霧刀(コクバクムトウ) タリク 霧の団幹部。 左目の下に傷がある男。霧の団の幹部では最年長格。19歳。身長178cm。 共和制移行後は荷担ぎになっている。黒縛霧刀(コクバクムトウ) SLM3兄弟 霧の団団員。現在はレームで賭博を経営している。詳細はレーム帝国を参照。
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