霧の中の女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:52 UTC 版)
「金田一耕助の冒険 (短編集)」の記事における「霧の中の女」の解説
短編集第1作(第1分冊第1作)。 表題に読みがなは振られていない。 初出 「週刊東京」昭和32年(1957年)1月 事件現場 銀座4丁目の宝飾店「たからや」および背中合わせのアルバイトサロン「サロン・ドウトンヌ」、向島の連れ込み宿「みよし野荘」、日比谷の「松本楼」近く 事件発生日 10月23日、11月7日木曜日、12月8日、10日(昭和31年(1956年)に比定するのが定説) 登場人物 牧野康夫(まきの やすお) - 「たからや」店員。万引きを追いかけて刺殺される。 川崎和子(かわさき かずこ) - 「たからや」店員。 安井政雄(やすい まさお) - 「たからや」修理職人。 塚本(つかもと)夫人 - 事件のとき腕時計の修理で来店していた顧客。 雪枝(ゆきえ) - 「サロン・ドウトンヌ」マダム。 村上ユキ - 「サロン・ドウトンヌ」店員。霧の中でペンキ塗りたてのポストに抱きついてオーバーを汚してしまう。長谷川殺害時には「みよし野荘」で逢う約束をしていたが、偽の伝言に騙されて歌舞伎座へ行く。 村上謙治 - 村上ユキの夫。S駅の手荷物一時預かり担当。 島田アキ子 - 「サロン・ドウトンヌ」店員。 花井ラン子 - 「サロン・ドウトンヌ」店員。 江藤キミ子 - 「サロン・ドウトンヌ」店員。牧野殺害事件を店内の人々に知らせる。 長谷川善三(はせがわ ぜんぞう) - 生命保険会社専務。「サロン・ドウトンヌ」常連で「ハーさん」と呼ばれている。「みよし野荘」で殺害される。 宇野達彦(うの たつひこ) - 長谷川の秘書。伯父が長谷川の勤務先の親会社重役。 河本警部補 - 所轄の捜査主任。 山田 - 女装して犯人逮捕にあたった刑事。
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