豊臣一族
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「真田太平記 (テレビドラマ)」の記事における「豊臣一族」の解説
豊臣秀吉 演: 長門裕之 上洛した昌幸に、上杉家にいる幸村を大坂に差し出すよう命じる。上洛した幸村にどんな女が好きか尋ねた。幸村は白木蓮のような女が好きだと答えた。小田原攻めで北条氏を下し天下を統一する。朝鮮出兵を行うが戦況は思いのようにならず、肥前名護屋でむなしく時間を過ごすことになる。そして、お拾(後の秀頼)の誕生と共に名護屋の陣を引き払い、伏見城の築城を開始する。その後、講和が決裂し二回目の朝鮮出兵を行うが、戦況が思わしくないまま後事を家康、利家らに頼み亡くなる。 豊臣秀頼 演: 武田佑介→大平哲弘→円谷浩 秀吉と淀君の子。大坂城の主ではあるが、関ヶ原の戦いの後天下の実権は家康に握られる。家康の孫千姫を妻とし、家康のことを「江戸の爺」と呼んでいた。大坂城の実権は淀君が握っているが、「豊臣家の主は自分である」と主張することもある。家康上洛の際には高台院、清正、幸長らの尽力により二条城で対面を果たす。幸村が大坂入城の際には侍女と酒を飲みながら対面し、幸村を失望させる。冬の陣の後、家康の挑発に対し華々しく決戦すべしと決意を述べる。しかし、本戦となった夏の陣では大助の願いにより出馬しようとするが、淀君に止められる。そして山里郭で自害する。 豊臣秀次 演: 堀内正美 ワンシーンのイメージ映像のみ登場(第17回)。関白を秀吉から譲られるが、秀吉に実子秀頼が誕生したことから乱行を行ったため、高野山に追放され死を命じられた。 高台院 (改名:北政所→高台院) 演: 津島恵子 秀吉の正室で、侍女には身の回りの世話をする老尼(演:森康子)がいる。 北政所に仕える老尼が秀吉の最期を看取る。家康暗殺計画の疑いをかけられた浅野長政に隠居して幸長に家督を譲るよう勧める。そして自らも大坂城二の丸を家康に明け渡した。そして、秀頼が上洛するため、加藤清正、浅野幸長と共に大坂城へ赴き淀君を説得した。 淀君 演: 岡田茉莉子 秀吉の生前には登場せず、関ヶ原の戦いの後、家康が大坂城に入城した後に登場。秀忠の将軍宣下の際、秀頼の上洛を拒んだ。そして、後水尾天皇即位の際の家康上洛の際には、最初は渋っていたが高台院や清正、幸長らの説得により秀頼上洛を認めた。大坂冬の陣の前の軍議では幸村らは出撃策を唱えたが籠城策をとり、真田丸の戦いなどで豊臣家は善戦したものの徳川方と和議を結ぶ。「関東勢が布陣した後、一度の戦いで決着をつけるべき」と幸村が述べると、淀君は「一度の決戦で決着をつけるのは危うい」とそれに反対する重成の意見を支持した。夏の陣の決戦の際には大助や大野修理が秀頼の出馬を求めるが、「家臣に任せておけばよい」と、その意見を退けた。最後は秀頼らと共に山里郭で自害する。 千姫 演: 工藤夕貴 家康の孫にして、秀忠の娘。秀頼と家康との約定により豊臣秀頼に嫁ぐ。大坂落城の際には刑部卿局と堀内氏久に連れられ城から脱出する。そして、家康に秀頼、淀君などの助命を嘆願するが、秀忠は、「なぜ、秀頼らとともに死なぬのか」と言う。
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