複数シリーズにまたがる主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:56 UTC 版)
「ムジカ・ピッコリーノ」の記事における「複数シリーズにまたがる主要人物」の解説
アリーナ・モンテヴェルディ 演 - 斎藤アリーナ シーズン1からシーズン5に至るまでの唯一のレギュラーキャラクターかつシーズン5までのヒロイン。シーズン5では主人公扱いとして出演者のトップクレジットとなっている。担当楽器はギター。 ナザリオら3人の男性らとともにムジカ・ムンドのある村に住んでいたが、モンストロの治療のために降り立ったドットーレらと出会い、ムジカ・ドクターに憧れを持つようになり、無理やり仲間に入る。 音楽の知識はほとんどないが勘が鋭く、ドットーレ達が助けられることも多い。 モンストロをちゃん付けで呼ぶこともある。 シーズン1終盤でモンストロ治療への熱意と実績が認められて、ムジカドクター養成学校 “ムジカアカデミー” に入学するも、シーズン2では自信を喪失して休学。しかしドットーレたちとの交流を得たうえで復学し、シーズン3からは研修としてメロトロン号の乗組員となっている。 シーズン5ではムジカ・ドクター最終試験のため、同じ候補生であるレオ、ルチオと共にアポロン5号に乗る。最初はレオの上から目線な言い方に反発し初対面からケンカばかりするものの、得意の才能と勘でリーダーシップを発揮していく。 シーズン3以降は時おり自分が理想とするムジカ・ドクターという目標が見つけられず、苦悩する場面も見られる。だが、シーズン5終盤で「最後まで音楽やモンストロと向き合うムジカ・ドクター」という目標を見出し、試験合格後は自身の力とやり方を試すため、自分の船を持つ決心をする。 シーズン6以降では登場していないが、シーズン9にてルネッタが「無理やり入学した人を1人知っている」と、アリーナを思わせる発言をしている。 主要人物の口癖(ドットーレの「マルコ・ポーロ」やリヒャルト船長の「ユリイカ」、ドクトル・ジョーの「な~んか気になる」)を真似して言う事がある。 ルネッタ 演 - 佐藤奏 シーズン5時点ではブルーノの元で働いていた機関士助手。担当楽器はドラムス。 いつかは一人前の機関士になって独り立ちしたいと夢見ていた。 シーズン6では第3話よりベルカント号の機関士助手となる。まだ見習いながらも耳だけでエンジン音を聞き分けることが出来るなど優秀な才能を持っている。 大きなゴーグルをつけており、設備修理等の際に使用するが、ゴーグルをかけると人が変わったように乱暴な態度、言葉遣いを取るようになる(口が悪くなるだけで、根本的な性格自体は大きな変化がない)。ゴーグルを外すと元に戻るが、本人はその最中のことを覚えていない。 シーズン8ではドクターに戻ろうと考えているロッソを後押しする描写があった。 シーズン9では見習いから一人前の機関士へと昇格。シエリの依頼を受けたローリー司令官を通じて、アルカ号を動かす機関士として派遣される。アルカ号を飛ばした後は、ルッチョラに操縦を教えている。 ピッピ 演 - 西條妃華 アポロン5号を追いかけている小型の気球に乗った貧乏楽団「ハッチェル楽団」の看板娘。担当楽器はピアノなどの鍵盤楽器。 可愛らしい外見に反しハッチェルの演奏に平気で直球かつキツいダメ出しをする。トップスターになるのが夢。 最初はハッチェルと同様の理由でアポロン5号を追いかけていたが、アリーナ達に触発されて演奏を楽しむ事と音楽の大切さを思い出す。 偵察のためにアポロン5号に潜入していた所ルチオと鉢合わせしてしまい惚れられているが、当人は気づいていない。 シーズン6ではフローラ同様に新人研修生としてベルカント号の乗組員となる。直球でキツい言葉遣いは相変わらずで、フローラと喧嘩することも。 シーズン8では、ジャンゴと別れた事で落ち込んでしまったハッチェルのノロノロ運転により、3話から遅れてベルカント号に合流した。 シーズン8第20話でムジカドクター試験に合格。ハッチェル楽団の団長を継ぐことになった。 ハッチェル 演 - ハッチハッチェル ハッチェル楽団の団長。担当楽器はバンジョーやヴァイオリン。 たくさんのお客の前で演奏する事を夢見ているが、ハッチェルが作る曲はピッピ曰く「どれもイマイチ」。そのためモンストロを捕まえて音楽を盗もうと企んでいるが、演奏に号泣してしまうなど憎めない所もある。 アリーナ達の頑張る姿を見て、自分が私利私欲のためだけを考えていて音楽とちゃんと向き合っていなかったことに気づき、一緒にモンストロを治したことで演奏の楽しさを思い出して自信をつける。シーズン6でピッピが抜けてしまった時は一人寂しそうにしていたが、その後ジャンゴを引き取ったことをきっかけにジュリオから呼ばれているらしく、演奏シーンで時々登場している。シーズン7ではピッピを心配するあまり連れ戻そうとやって来るが、彼女の熱心な様子を見て考えを変え、改めてピッピを託している。 シーズン8では家族が見つかった事によりジャンゴが抜けた為にしょげてしまったが、ベルカンド号の面々と演奏した事で元気を取り戻した。 シーズン8第20話で『ハッチェル劇場』と言う音楽劇場を開こうと準備していることが判明。そのためハッチェル楽団を抜けることになり、ピッピに団長を継がせた。 シーズン8にて2回のみではあるがアニメーションでも登場している。
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