蛭間夫人と娘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:03 UTC 版)
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」の記事における「蛭間夫人と娘」の解説
晶曰く、病院内での医師の権力と婦人会での妻の権力は鏡写しのようなもので、婦人会でもドロドロとした権力争いが起こっている、とのこと。 蛭間華子 演 - 藤真利子(第2期第2話・第3話・第4話・第6話・第8話・最終話 / 第4期第9話 / 第5期第1話・第7話 / 第6期第3話・第5話 / 第7期第1話・第2話・第9話・最終話) 帝都医科大学付属病院・白薔薇会会長(2013年4月〜第2期) → 東帝大学病院・東帝婦人会会長(第4期・第5期・第6期・第7期) 蛭間重勝の妻。子どもは一人娘の裕華子がいる。贅沢好きで非常にプライドが高く、院内の患者の受け入れについて口を出す事もある。蛭間の教授歴が長いため婦人会の中では王道を歩いてきている。第2期 華子を中心に活動している帝都医科大学教授の夫人会「白薔薇会」を取り仕切っている。医療ボランティアウーマン賞を受賞している。話が長く、奥様方からげんなりとした表情をされている。病室で、蟹江と三村が内科外科こだわらず頑張っていくという会話をしていたのをドアの向こうからこっそり聞いて、その発言に怒り、外科統括部長の夫人という立場を利用して、蟹江・三村両夫人を白薔薇会から追い出し、両教授を帝都医科大学本院から追い出すという酷い仕打ちをした。 第4期 慶林大学病院・慶林夫人会とは醜い争いを繰り広げており、未知子からは「ヤンキーの番長」と呼ばれた。慶林大の人間である映美を東帝大で受け入れるのが我慢出来ず、映美を追い出す為に東帝婦人会のメンバーの手を借り慶林大の悪評をネットに書き込む。 慶林大学病院婦人会との社交ダンス大会では南に助っ人を頼み、「何を考えているか分からない女」と評しつつも形勢逆転して優勝という結果に非常に満足していた。 第5期 北海道・知床での暮らしに退屈していた。 内神田夫人から従妹のお見合い相手を探してほしいと頼まれ、原を紹介するが、彼の元恋人が現れたことでお見合いは破断し、「面子を潰された」と激怒する。最後まで原がお見合いを断ることに腹を立てていたが、ある事をきっかけに内神田に貸しを作れたことを知って有頂天となり、夫人から再度責められても全く意にも返さず、また原の排除を告げられても「致しません」と言い返した。 第6期 東京拘置所に居る夫・重勝を見舞い、竹田邦子を紹介する。 SNSにハマっており、重勝から結婚記念日にSNS映えするレストランに連れていかれ、喜んだ。 第7期 蛭間が病院長を解雇されてから外科分院の分院長に返り咲いたものの、蛭間が病院長ではないため、婦人会会長ではなくなった。自宅でリモートワークをする様子を隣で見守る。コロナ疲れを感じている。第2話では、前年にコロナを恐れて行けなかった人間ドックを受けに来院。秘書から二木と手を握る写真を入手し、蛭間の女癖の悪さを改めて知らされた。その後、第4話で蛭間が院長代理に返り咲いたため、華子も婦人会の会長に再任となった。第9話では、具合が悪いと言って東帝大に来院するが、蜂須賀に病院長以外の役員の任期を一期一年に制限するという事実上の権力剥奪を言い渡されて反撃の策を練る蛭間にぞんざいに扱われ、そのまま帰宅しようとしたところで未知子と出会い、異変を察知した未知子の診断と検査により医局の誰もが手術適応外だと判断せざるを得ないほどの重度の膵臓癌を患っていることが判明する。その後、蛭間に病気のことを言わないように未知子に言った時に未知子から「妻の病気より大変なことってこの世にある?」と聞かれ、初めて家族そっちのけの蛭間への愛が冷め、娘の裕華子を出産するときも蛭間は先輩医師の教授選の根回しで立ち会わなかったりなど家族の大切な時期に寄り添わなかったことに気付き、離婚届を書いて海老名に差し出し、蛭間に渡すように頼んだ。その後は退院したら新たな人生を歩むことを決意し、未知子のオペにより命を救われた。また、未知子が親切に検査をしてくれたことで長年の未知子に対する嫌悪感がなくなり、信頼するようになった。また、今回病気になったことで今までの贅沢好きで、プライドが高い性格が改められるようになった。最終話では、退院して蛭間の元を訪れ、患者よりも私用を優先しようとした蛭間を怒鳴りつけ、その後は心変わりした蛭間と共に蜂須賀の無事を願いながらオペの様子を最後まで見届けた。その後、蛭間に改めて離婚届を差し出し、家を出て行こうとしたところで請求書を渡しに現れた晶と会い、そこで自分を救った謝礼として支払いを了承する蛭間の姿を目の当たりにし、蛭間を見直すが、その事で上機嫌になったのか、晶が蜂須賀の手術の請求書を渡した際には支払いを拒否しようとした蛭間の間に割って入り、家と別荘、自分が身に付けている装飾品などを売りに出してでも支払うと了承した。 蛭間裕華子 演 - 藤岡沙也香(第2期第4話・第6話・第8話・最終話) 重勝と華子の娘。 幼少期に発症した悪性黒色腫が転移し、肝尾状葉に5cm大の腫瘍が見つかり、近藤忍に執刀を依頼する。近藤が生体腎小腸交換移植手術の論文を出してからは近藤との縁談が進められ、主任教授にならないと結婚してあげないと言いつつも近藤のことを好んでいる。箱入り娘のため、周りの男性から避けられているが、夜に遊びに行く女友達はいる。
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