祭文 (漢文)
(自祭文 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/03 13:45 UTC 版)
祭文(さいぶん)とは、中国における漢文の文体(文語文)の一種。祭時において神霊に対し誦される文章で、死者を葬送するもののほか、雨乞いや除災、求福を目的とする文がある[1]。道教における祭文は特に「青詞」と呼ばれる[注釈 1]。
注釈
出典
- ^ a b c d 興膳(1988)p.121
- ^ a b 和田(1990)pp.90-93
- ^ 林(2001)pp.223-236
- ^ a b 鈴木(1985)pp.789-790
- ^ “『南方紀伝』応永十八年(辛卯)”. 2014年3月8日閲覧。
- ^ “読史余論抄(第一巻)”. 2014年3月8日閲覧。
- ^ “辛亥革命百年(25)犬養木堂と孫文の友情”. 2014年3月8日閲覧。
- ^ 侯文詠『愛情免疫學』
- 1 祭文 (漢文)とは
- 2 祭文 (漢文)の概要
- 3 日本における祭文
- 4 脚注
自祭文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/03 13:45 UTC 版)
自分の死に際して書かれる祭文が自祭文である。これは、南北朝時代の詩人陶潜の「自祭文」が有名で、「歳(せい)は惟(これ)丁卯 律は無射(ぶえき)に中(あた)る」で始まり、「人生実に難(かた)し 死は之を如何(いか)にせん 嗚呼哀しいかな」で終わる。この自祭文は長いが、前半の一節、 陶氏 将(まさ)に逆旅(げきりょ)の館を辞し永(とこし)えに本宅に帰らんとす — 陶潜「自祭文」 が特に有名である。
※この「自祭文」の解説は、「祭文 (漢文)」の解説の一部です。
「自祭文」を含む「祭文 (漢文)」の記事については、「祭文 (漢文)」の概要を参照ください。
- 自祭文のページへのリンク