国立編訳館_(台湾)とは? わかりやすく解説

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国立編訳館 (台湾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 21:10 UTC 版)

国立編訳館の旧跡。現在は国家教育研究院(台北院区)として使用されている。

国立編訳館は、台湾教育部に属していた学術・文化の書籍の編集・翻訳を行う行政部門。2011年3月30日に国家教育資料館と統合し、国家教育研究院中国語版となった[1]

概要

1932年6月14日に設立。1949年6月中華民国政府とともに[台北市大安区に移転した。教科書の作成も行い、以前は小中学校の唯一の国定教科書として用いられたが、現在は民間企業も教科書を発行している[注釈 1]

逸話

初期の台湾では中学(国民中学)の「国文」教科書に、「祭鱷魚文」「祭十二郎文」「瀧岡阡表」「先妣事略」「祭妹文」「先母鄒孺人靈表」「林覺民與妻訣別書」「懷念先師蔡元培先生」など非常に多くの祭文が引用掲載された。そのため、国立編訳館は「国立殯儀館」(国立葬儀場)と揶揄されるほどであった[2]

歴代館長

  • 梁實秋
  • 曾済群
  • 陳可忠
  • 趙麗雲
  • 柯正峰
  • 潘文忠
  • 藍順徳

脚注

注釈

  1. ^ 1997年に使用が始まった『認識台湾』も国立編訳館によって刊行された教科書である。

出典

  1. ^ (繁体字中国語)走過80年 國立編譯館將褪入歷史2011-03-21,公共電視台
  2. ^ 侯文詠『愛情免疫學』

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