自福寺 (福島県会津美里町)とは? わかりやすく解説

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自福寺 (福島県会津美里町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 00:54 UTC 版)

自福寺
所在地 福島県大沼郡会津美里町氷玉字前山丁365
位置 北緯37度26分2.6秒 東経139度53分22.1秒 / 北緯37.434056度 東経139.889472度 / 37.434056; 139.889472座標: 北緯37度26分2.6秒 東経139度53分22.1秒 / 北緯37.434056度 東経139.889472度 / 37.434056; 139.889472
山号 空窪山
宗旨 曹洞宗
正式名 空窪山 自福寺
別称 相川観音
札所等 会津三十三観音22番
文化財 木造十一面観音立像(町指定)
自福寺
自福寺 (福島県)
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自福寺(じふくじ)は福島県大沼郡会津美里町にある曹洞宗の寺院[1]山号は空窪山[2]

歴史

創建年代は不明。弘法大師の作と伝わる十一面観音立像を安置する観音堂は会津三十三観音の22番札所・相川観音(あいかわかんのん)として信仰を集めるが[3]、かつては現在地より約800メートルほど北東の山中にあったため荒廃が進み、宝永6年(1709年)から享保2年(1717年)に掛けて現在地に再建された[3]。十一面観音像は会津美里町の指定文化財となっている[3][4][5]

また、「いぼ観音」の別名があってタコの絵馬を奉納するといぼが取れると言い伝えられている[4]

参考文献

  • 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。 
  • 小島一男編 編 『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。 
  • 宮崎十三八著 編 『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1 
  • 全国霊場大事典 編纂室 編 『全国霊場大事典:全国霊場巡礼・巡拝案内』六月書房、2000年11月1日。ISBN 4-7952-3343-8 

脚注

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  1. ^ 全国霊場大辞典(2000)、pp.400 - 402
  2. ^ 会津三十三観音霊場”. 天台宗 会津天王寺 (2017年3月24日). 2020年3月12日閲覧。
  3. ^ a b c 第二十二番札所 相川観音”. 日本遺産 会津の三十三観音めぐり. 2020年3月12日閲覧。
  4. ^ a b 会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~”. まいぷれ. 2020年3月12日閲覧。
  5. ^ 町指定文化財一覧”. 会津美里町 (2019年5月16日). 2020年3月12日閲覧。

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