練習機・航法訓練機・連絡機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:31 UTC 版)
「航空自衛隊の装備品一覧」の記事における「練習機・航法訓練機・連絡機」の解説
名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)保有数注釈T-400 13機 1994年に導入された米レイセオン(現:ホーカー・ビーチクラフト)製多発機乗員訓練機。 T-7 49機 2003年に導入された富士重工業製初等練習機。 T-4 ※ドルフィン 212機196機 川崎重工業製中等練習機。1988年導入。ブルーインパルス使用機(画像下)は戦技研究仕様機と呼ばれる改修機である。 退役 練習機・航法訓練機 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数(※は改修数)注釈KAL-2 1機 川崎航空機(現:川崎重工業)製連絡機。1955年導入。1964年に陸上自衛隊に移管している。 T-3 50機 富士重工業製初等練習機。1978年導入。2007年4月に全機退役。 T-2 96機 1971年に導入された三菱重工業製高等練習機。量産型92機の内28機はJM61A1 20mmバルカン砲・FCS未装備の前期型、残り60機は後期型として生産される。試作3号機(29-5103号機)はCCV実験機に改造、量産型の内数機がブルーインパルス(画像下)で使用される。2006年3月全機退役。 T-1A/B 初鷹 T-1A:46機(※内3機がT-1Bに改修)T-1B:19機(※元T-1Aを含めると22機) 富士重工業製中等練習機。英国製ブリストルシドレー・オーフュースMk.805エンジンを搭載したT-1A(旧称:T1F2、1958年導入)及び、国産のJ3-IHI-3/7Bエンジンを搭載したT-1B(旧称:T1F1、1960年導入)がある。T-1Aは2001年に、T-1Bは2006年3月に全機退役。 T.55 バンパイア 1機 T-1の開発資料として1956年に購入された英デハビランド製並列複座型練習機。1960年退役。 T-28B トロージャン 1機 T-1の開発資料として1954年に購入された米ノースアメリカン製練習機。飛行試験後は第501飛行隊にて偵察機として使用されたが、1963年7月に宇都宮で不時着事故を起こし退役した。 T-33A シューティングスター(若鷹)※サンサン 278機 航空自衛隊発足当初の1954年に導入された、米ロッキード製中・高等練習機。最初の68機が米国からの供与機で、残り210機が川崎重工業でのライセンス生産機である。当初は2002年まで使用される予定であったが、1999年11月に発生した墜落事故を機に、残存していた機体も2000年6月に強制的に全機用途廃止となった。 T-6D/F/G テキサン(まつかぜ) T-6D:9機T-6F:11機T-6G:160機 米ノースアメリカン製中等練習機。1954年に保安隊から移管される。G型の内24機が航空救難団において、救難ポッドを装備し捜索救難機としても運用された。1970年全機退役。 T-34A メンター(はつかぜ) 143機 米ビーチクラフト製初等練習機。1954年に保安隊から移管された10機、次いで海上自衛隊から移管された8機、富士重工にてライセンス生産された124機、輸入機1機の計143機が導入される。後に9機が陸上自衛隊に、11機が海上自衛隊に引き渡される。また少数の機体が航空救難団において、救難ポッドを装備した捜索救難機として運用される。1982年8月全機退役。 B-65 5機 米ビーチクラフト製航法訓練機。当初は海上自衛隊に運用を委託していた。1980年に航空自衛隊側に移管され、連絡、人員/軽貨物輸送機として使用される。1998年3月全機退役。 YS-11NT ※1機 航法訓練機。1977年にYS-11C(92-1156号機)から改造される。2015年10月退役。
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