練習機型・その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:32 UTC 版)
「フォッケウルフ Fw190」の記事における「練習機型・その他」の解説
練習機型は合計で90機が生産された。 Fw 190 S-5 A-5を基にした複座の練習機型。後席は教官席で簡単な操縦装置が追加されている。武装は全廃され、キャノピーは前・後席とも右上方へ開く。 Fw 190 S-8 A-8を基にした複座の練習機型。教官席のキャノピー側面が改修され視界が向上している。 その他、DB 603 Gを搭載した高々度戦闘機型、Fw 190 H型も検討されたとする文献もある Fw 190 TL フォッケウルフFw-190A-3が元のジェット推進型の実験機。TLはドイツ語でTurbolader Strahltriebwerk(訳:ターボジェットエンジン)の略称。1942年後半、フォッケウルフ社は傑作レシプロ戦闘機であるFw-190をジェット推進機に改造する可能性を探っていた。エンジンはT1ターボジェットエンジン(推力:6kn/600㎏)で二段式遠心圧縮機、アニュラー型燃焼室、単段式タービンのターボジェットを搭載予定だった。燃料は噴射方向に噴射し、ジェット噴射口も環状で、排気は胴体表面上に排出する計画であった。(計画値:高度8000mにて830km/h) しかし、プロジェクトは1943年にキャンセルされた。(Aircraft of the Luftwaffe, 1935-1945) (文献:ドイツ空軍のジェット計画機|大日本絵画)
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