1942年後半とは? わかりやすく解説

1942年後半

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 16:21 UTC 版)

ノーザンプトン (重巡洋艦)」の記事における「1942年後半」の解説

8月中旬、第17任務部隊空母ホーネット重巡ノーザンプトン重巡ペンサコーラ軽巡サンディエゴ駆逐艦6隻)は南西太平洋へ向かいガダルカナル島攻防戦参加した。第17任務部隊航海中の8月24日第二次ソロモン海戦第16任務部隊空母エンタープライズ中破戦線離脱した8月31日第11任務部隊空母サラトガ (USS Saratoga, CV-3) が伊26雷撃損傷しフレッチャー提督負傷した南東方面健在アメリカ軍正規空母は、第18任務部隊ワスプノイズ少将旗艦)と、第17任務部隊ホーネット減少した9月15日サンクリストバル島南東行動中の第17任務部隊と第18任務部隊を、日本潜水艦伊19襲撃する酸素魚雷6本が発射されこのうち魚雷3本命中した空母ワスプ (USS Wasp, CV-7) は、大火災の末に処分された。残り魚雷3本は第17任務部隊方向駛走し、新鋭戦艦ノースカロライナ (USS North Carolina, BB-55) と駆逐艦オブライエン (USS O'Brien, DD-415) に命中した後者はその損傷が元で後日沈没したノースカロライナ修理のために戦線離脱した太平洋で作戦行動をとれるアメリカ軍正規空母は、ホーネット健在)とエンタープライズ修理中)だけになった南太平洋海戦時、第17任務部隊ジョージ・D・マレー少将指揮し空母ホーネットマレー少将旗艦)、重巡ペンサコーラ重巡ノーザンプトン軽巡サンディエゴ (USS San Diego, CL-53) 、軽巡ジュノー (USS Juneau, CL-52) 、駆逐艦6隻で編成されていた。10月24日第二次ソロモン海戦損傷から復帰したエンタープライズと、新鋭戦艦サウスダコタ (USS South Dakota, BB-57)、重巡ポートランド (USS Portland, CA-33) 、軽巡サンフアン (USS San Juan, CL-54) を基幹とする第16任務部隊が、第17任務部隊合流した。この2つ任務部隊を、エンタープライズ座乗トーマス・C・キンケイド少将指揮する10月26日南太平洋海戦における第16任務部隊と第17任務部隊は、日本軍機動部隊第二艦隊司令長官近藤信竹中将第三艦隊司令長官南雲忠一中将)と交戦する。まず翔鶴飛行隊長村田重治少佐指揮する第一航空戦隊第一次攻撃隊が第17任務部隊を襲う。直衛機や対空砲火村田少佐機を含む多数日本機を撃墜したが、ホーネット魚雷爆弾命中航行不能になったマレー少将ペンサコーラ移乗した。ノーザンプトンホーネット曳航命じられたが、曳航作業中に第二航空戦隊隼鷹第二次攻撃隊が空襲開始するノーザンプトンは3ノットホーネット曳航していたが、曳航中止せざるを得なかった。ノーザンプトン九七艦攻投下した魚雷回避したが、ホーネット魚雷1本(日本記録3本以上)が命中し傾斜増大した。さらに一航戦第三次攻撃隊(零戦5、艦爆2、艦攻6〈爆装〉)と二航戦第三次攻撃隊(零戦6、艦爆4)がホーネット攻撃して爆弾2発が命中水平爆撃1、急降下爆撃1)、同艦は放棄される至ったノーザンプトン僚艦ホーネット乗組員救助し戦場離脱した駆逐艦マスティン(英語版)とアンダーソン英語版)が、ホーネット処分するため残された。だが処分完了前に近藤長官前進部隊第二艦隊)においつかれホーネット駆逐艦秋雲巻雲魚雷撃沈された。

※この「1942年後半」の解説は、「ノーザンプトン (重巡洋艦)」の解説の一部です。
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