編制例とは? わかりやすく解説

編制例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/31 13:05 UTC 版)

警備隊 (府県警察部)」の記事における「編制例」の解説

警視庁警備隊 特別警備隊改編し、本部警視庁内)及び6個大隊体制発足。各大隊は四個中隊(中央大隊のみ五個中隊)、中隊は二個小隊小隊は四個分隊編成とされた。人員隊長以下2,550であった。また装備として、各地大隊無線自動車中型バス無線機装備したもの)を配置していた。 特別警備隊当時本部部隊とも警視庁本庁内に設置されていたが、警備隊拡充後は当初より方面別に担当区域区分した分駐体制を採り、大隊の名称もそれに応じたもの(中央・南部・西南部・西部北部東部)としていた。 東京大空襲以降警備体制再編を図ることとなり、1945年昭和20年5月以降担当区域を七方面とし、部隊編成としては三多摩大隊特設大隊の二個大隊追加した八個大隊体制移行して終戦迎えた空襲時の警備救助活動等に従事したほか、終戦直後発生した愛宕山事件に際しては、中央大隊が警備鎮圧出動している。 埼玉県警備隊 勅令243に基づき新設され本部及び1個中体制発足編制概ね規定通りであった人員隊長以下64名、隊長警務課長(警視)が兼務した。1945年2月以降規定通り74名に増強された。装備として、隊員輸送用大型貨物自動車1両のほか、シャベル鳶口バケツロープ掛矢、更に隊員自製担架梯子備えていた。 福岡県警備隊 勅令243に基づき新設され本部及び3個大隊体制発足編制概ね規定通りであり、人員隊長以下482名であった。また装備として、中隊毎に1台の隊員輸送用車両(計6台)、およびスコップつるはしロープ担架などを備えていた。 工業地帯重要港湾施設集中する北九州地区での活動主任務とし、分駐体制は採らず、本部部隊とも小倉市到津に設置されていた。大隊の名称は番号制(第一第三であった長崎県警備隊 勅令243に基づき新設され本部及び1個中体制発足編制概ね規定通りであり、人員隊長以下74であった。また装備として、貨物自動車2台、サイドカー1台、自動自転車配備していた。 当初分駐体制を採らず、隊は長崎市設置されていた。 1945年昭和20年6月以降第二小隊佐世保市分駐させ、長崎県警備隊佐世保分駐隊と称した

※この「編制例」の解説は、「警備隊 (府県警察部)」の解説の一部です。
「編制例」を含む「警備隊 (府県警察部)」の記事については、「警備隊 (府県警察部)」の概要を参照ください。


編制例

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/17 12:24 UTC 版)

海軍設営隊」の記事における「編制例」の解説

軍人編成となった後の特設設営隊のうち、甲編制称するも本格的な編制である。このほか乙から丁の編制存在したまた、具体的な任務飛行場設営であるのか、築城であるのかなどにより詳細異なる。部隊番号100番以降築城任務300番以降トンネル地下工場疎開任務編制となっている。 設営隊本部 - 甲編制では隊長佐官。乙編制では尉官でも可で、技術大尉を長とすることが多かった。 第1中隊 - 建設機械担当ブルドーザー牽引式スクレイパーなど十数両。トラック20両(うちダンプカー数両)。 第2中隊 - 飛行場運搬担当第3中隊 - 居住施設耐弾施設桟橋担当。 第4中隊 - 隧道ずいどうトンネル)など担当。 その他 - 運輸隊(大発動艇9隻)、医務隊、主計隊、通信隊 計:1054名。ほかに甲編制では軍属1000以内を置くことができる。武装小銃829丁、軽機関銃24丁、重擲弾筒48門。(理論上装備数で実際に大幅に不足。)

※この「編制例」の解説は、「海軍設営隊」の解説の一部です。
「編制例」を含む「海軍設営隊」の記事については、「海軍設営隊」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「編制例」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「編制例」の関連用語

編制例のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



編制例のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの警備隊 (府県警察部) (改訂履歴)、海軍設営隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS