経緯一覧表とは? わかりやすく解説

経緯一覧表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 04:22 UTC 版)

ゆとり教育」の記事における「経緯一覧表」の解説

■:1971年昭和46年)からの学習指導要領■:1980年昭和55年)からの学習指導要領■:1992年平成4年)からの学習指導要領■:2002年平成14年)からの学習指導要領■:2011年平成23年)からの学習指導要領出来事1972年日本教職員組合が、「ゆとり教育とともに学校5日制」を提起1977年-1978年学習指導要領改定1980年-1982年改定され学習指導要領施行小学校1980年度中学校1981年度高等学校1982年度から施行。・・・広義ゆとり教育開始学習内容および授業時数削減。 「ゆとりと充実を」がキャッチフレーズ教科指導行わないゆとりの時間」を開始(週1校時)。 1984年第2次中曽根内閣の下に出来た臨時教育審議会臨教審)がゆとり教育方針取り組む 1985年-1987年中曽根政権臨時教育審議会が「個性重視原則」「生涯学習体系への移行」「国際化情報化など変化への対応」などの、ゆとり教育基本となる4つ答申をまとめる。 1989年学習指導要領改定1992年-1994年改定され学習指導要領施行小学校1992年度中学校1993年度高等学校1994年度から施行新学力観導入。「基礎基本重視個性教育の推進」など。 小学校の第1学年および第2学年社会および理科廃止して教科「生活」を新設1992年学校週5日制開始される9月から第2土曜日休日変更1995年4月からはこれに加えて第4土曜日休業日となった1996年文部省中教審委員にて「ゆとり」を重視した学習指導要領導入1998年-1999年学習指導要領改定2001年遠山敦子文科大臣が緊急アピール学びのすすめ」を発表し、「確かな学力」という表現用い学習指導要領は最低基準であると明言した2002年-2003年改定され学習指導要領施行。・・・狭義ゆとり教育開始小中学校2002年度高等学校2003年度から施行学習内容削減小中学校)。削減された分は高校移行授業時数削減完全学校週5日制実施。 「総合的な学習の時間」の新設情報科福祉科新設。英語の必修化。 「絶対評価」の導入2003年一部学習指導要領改定される2004年OECD生徒の学習到達度調査 (PISA2003)、国際数学・理科教育調査 (TIMSS2003) の結果発表され日本点数低下問題となる。 2007年OECD生徒の学習到達度調査 (PISA2006) の結果発表され日本点数低下問題となる。安倍晋三首相の下「教育再生会議」が始まる。 全国学力・学習状況調査が始まる。 2008年国際数学・理科教育調査 (TIMSS2007) の結果発表され学力低下下げ止まる2008年学習指導要領改定2009年小中学校移行措置として追加される小・中学校ともに総合的な学習の時間選択教科削減2010年OECD生徒の学習到達度調査 (PISA2009) の結果発表され学力上昇する2011年-2013年改定され学習指導要領施行。・・・脱ゆとり教育小学校2011年度中学校2012年度高等学校2013年度数学および理科2012年度)から施行。(2002年度以前水準復帰小学校と中学校には移行措置として2009年度から一部前倒しとして先行実施された。 文部科学省は「ゆとりでも詰め込みでもない生きる力育む教育」と称している。

※この「経緯一覧表」の解説は、「ゆとり教育」の解説の一部です。
「経緯一覧表」を含む「ゆとり教育」の記事については、「ゆとり教育」の概要を参照ください。

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