第1話・ゴッドファーザー編
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「コンフィデンスマンJP」の記事における「第1話・ゴッドファーザー編」の解説
★は主要ゲスト・「オサカナ」 赤星栄介(あかぼし えいすけ)★ 演 - 江口洋介 公益財団「あかぼし」の会長で、表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業に勤しむ名士だが、その裏では地上げや贈収賄などの経済ヤクザとして暗躍し、「日本のゴッドファーザー」とも呼ばれる男。 幼いころの悲惨な境遇からか、口先では「ファミリー」と呼ばれる仲間や信頼を重んじている一方、掟を破った際には容赦ない制裁を加えるなど実際は誰のことも信じず自らへの忠誠心のみを求めており、ダー子からは「飼い犬に首輪をはめて逃げられないようにしているみたい」「他人を信用する心そのものがない」と評された。 愛人宅への国税局のガサ入れや警察の捜査(いずれもリチャードの変装)を受け、隠し資産20億円を海外に移すことを実行。当初はリチャードが貨物船の船長として強奪しようとしたが、他人を信用しない性格から不向きだとわかりリチャードが撤退。代わりに「本物のキャビンアテンダント」となったダー子と「海外へ大金を密輸できるルートを持つ社長の息子」のボクちゃんと共に計画を実行する。 コンフィデンスマン達によって丸々作られた架空の「いわき空港」からマニラ行きの便で1億円の入ったケース20個を輸送。チョビ髭によるニセ国税局の査察を回避したうえ、情報を漏らしたとして2人を現地に着き次第殺そうとするが、「バードストライクによる不時着を行うため、機体の重さを減らす」という名目でダー子とパーサーに扮したリチャードによりケースを機内から鳥取砂丘に放り出される。そのままスカイダイビングで脱出しようとする3人に対しダー子を襲って装備を奪い、部下に奪還を命じるも、誰も応じなかったため自らスカイダイビング。何とか鳥取砂丘に着陸しケースを見つけるも、放り出されたケースの中身は全てただの紙切れであり、機内にそのままあった20億円を全て奪われてしまった。 その後も劇場版3作全てに出演。ダー子達に復讐しようと罠を仕掛けるが、やはり裏をかかれ敗北することが多いものの、「プリンセス編」ではダー子達を殺害した際に涙を流し、逆に生きていると分かると悔しがりながらも笑顔を見せるなど、最早「コンフィデンスマン達と対峙する事」ことが楽しみの1つとなってしまっている。ダー子自身もモナコがペット詐欺で飼っていた犬に「エースケ」と名付けるなど「運命の人」として好敵手的存在となっている。 矢代久美子(やしろ くみこ) 演 - 未唯mie ホストクラブの社長。最終話で登場した鉢巻秀男の次のターゲット。 自らが経営するホストクラブのNo.1である心人(ボクちゃん)と元・暴力団員でカジノの壺振りを務める政吉(リチャード)とともに、裏社会に筋を通さずに裏カジノ「THE BIG STORE」を始めたオーナーの「夜桜の麗(ダー子)」から大金を巻き上げるために丁半博打で対決。心人と政吉の通しにより稼いでいき、自らの1億円とカジノの1億円を賭けた麗との勝負にも勝利するが、麗の悪あがきの合間に石崎社長扮する警察の突入に怯え、1億を置いて逃げてしまう。 石崎社長(いしざき) 演 - 山西惇 中古車販売チェーン「石崎モーターズ」の社長。学生時代は演劇を行っていた。最終話で登場した鉢巻秀男の次のターゲット。 自分の妻と娘が矢代のホストクラブに貢いでしまったことへの復讐として、ホステスの麗(ダー子)・ショーバブ勤めの心人(ボクちゃん)・ヤクザ映画の大部屋俳優である政吉(リチャード)とともに矢代から1億円の奪還を計画。ニセのカジノを作り、自らの従業員もカジノスタッフなどとして起用。見せ金として現金1億円も用意するなど全面的に協力した。しかし、その1億円も石崎が脱税していたお金であり、最後は3人によってトランクの中身をぬいぐるみに変えられ、矢代から奪った1億とともに合計2億円分を奪われてしまった。 老舗団子屋の老夫婦 演 - 篠田薫、吉田幸矢
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