第1、第2、第3の哨戒 1941年12月 - 1942年3月とは? わかりやすく解説

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第1、第2、第3の哨戒 1941年12月 - 1942年3月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 21:06 UTC 版)

ポーパス (SS-172)」の記事における「第1、第2、第3の哨戒 1941年12月 - 1942年3月」の解説

1941年12月8日真珠湾攻撃時、ポーパスフィリピンのオロンガポ(英語版)で修理途中であった。当時艦長ジョセフ・A・キャラハン少佐アナポリス1924年組)であった。4基の主エンジン全てオーバーホール中であり、後部バッテリー取り外されていたが、必要な作業記録的な時間完了したポーパス12月20日マニラ移動した12月22日ポーパス最初哨戒リンガエン湾および仏領インドシナ沖の南シナ海向かったコレヒドール島沖の防御機雷礁を通過して外洋に出る。1942年1月7日にはインドシナ半島パダラン岬沖に到達し、のち南沙諸島横切ってスールー海およびセレベス海方面へと移動する1月22日からはマカッサル海峡哨戒行い2日後1月24日ポーパスバリクパパン沖に到達しバリクパパン沖海戦戦場見たものの、爆雷攻撃追い払われた。バリクパパンオランダ軍は自領の油井破壊であった1月27日引き続きバリクパパン沖で哨戒していたポーパスは、2隻の駆逐艦あるいは小型巡洋艦に対して魚雷発射したが、戦果挙げることはできなかった。1月31日ポーパス39日間行動終えてジャワ島スラバヤ帰投艦長ジョン・R・マックナイト・ジュニア少佐アナポリス1930年組)に代わった。 2月9日ポーパス2回目の哨戒オランダ領東インド諸島海域向かった。主に迎撃中心とし、3月6日夕刻には名取軽巡洋艦思しき艦艇発見するが、魚雷発射態勢まで持ち込めなかった。3月13日にはロンボク海峡近海朝潮型駆逐艦思しき艦艇輸送船発見して魚雷を4本発射したが、命中しなかった。3月30日ポーパス49日間の行動終えて西オーストラリアフリーマントル帰投した。 4月26日ポーパス3回目の哨戒東インド諸島およびセラム島方面向かった5月8日午後ポーパスアンボン沖で哨戒中の特設駆潜艇第五拓南丸(日本水産343トン)を発見夕方ポーパス第五拓南丸に向けて魚雷発射した回避され第五拓南丸は反撃打って出た第五拓南丸は爆雷を6発投下し爆発衝撃ポーパスの鋲を緩め電池損傷与えたまた、発電機一時停電して操作人力頼みとなったが、幸いにもこれ以上被害はなかった。5月10日ポーパスは5名のパイロット救助5月13日から16日にかけてダーウィン寄港後、真珠湾針路を向ける。その後ポーパスウェーク島南西方およびポンペイ島近海で、6月5日ミッドウェー海戦負けて退却してくるであろう2隻の重巡洋艦と2隻の駆逐艦からなる日本艦隊迎撃するよう命を受けたが、最終的に日本艦隊には遭遇しなかった。6月17日ポーパス53日間行動終えて真珠湾帰投メア・アイランド海軍造船所回航されて、オーバーホール入ったその際攻撃力アップ企図して外装魚雷発射管装備され艦橋改修レーダー設置エンジン換装なども行われた

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