第1、第2、第3、第4の哨戒 1941年12月 - 1942年6月とは? わかりやすく解説

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第1、第2、第3、第4の哨戒 1941年12月 - 1942年6月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/10 21:07 UTC 版)

ターポン (潜水艦)」の記事における「第1、第2、第3、第4の哨戒 1941年12月 - 1942年6月」の解説

日本軍による真珠湾攻撃2日後12月10日までには、18隻の潜水艦フィリピン出航しそれぞれ最初哨戒向かったターポンもルイス・ウォーレス少佐アナポリス1925年組)の指揮下、ただちに出撃することとなった12月9日ターポン最初哨戒ルソン島南東海域アルベイ湾方面向かった哨戒では数隻の日本軍艦艇確認したものの、適切な攻撃位置を取ることができず、ターポンは1本の魚雷発射することはなかった。哨戒中にマニラ陥落しターポンオーストラリア向かった1942年1月11日ターポン33日間行動終えてダーウィン帰投した。 1月25日ターポン2回目の哨戒モルッカ諸島方面向かった1月30日輸送船団観測したが、護衛艦警備厳しくターポン追跡あきらめた2月11日ターポン浮上して探索行っているときに敵のサーチライトによって照射された。緊急潜航したものの4発の爆雷攻撃により艦首部分および方向舵角度指示器左舷信号表示器が損傷した2月23日から24日にかけての晩にターポンフローレス島西方ボーリング海峡座礁した弾薬真水燃料魚雷投棄したものの、後退して離礁する十分な軽量化とはならなかった。その後原住民ボート士官1名がアダナラ島に渡った。彼は島に住む唯一の白人であるオランダ宣教師、H・フォン・デン・ルイストと共に艦に戻った。ルイスト牧師ウォーレス少佐次の満潮16時から18時の間だと知らせた。ルイスト牧師は前の4日間、日本軍機が島の上空を飛んでいたことを知らせ乗員多少の不安を感じたその後3基のエンジンターポン離礁した。この哨戒では輸送船団の他、駆逐艦なども発見したが、魚雷発射機会はなかった。3月5日ターポン40日間行動終えてフリーマントル帰投した。 3月28日ターポン3回目の哨戒真珠湾向かった4月11日ターポンは「真珠湾帰投途中サイパン島トラック諸島航路父島ポンペイ島航路哨戒せよ」との命を受ける。アンガウル島近海経て5月3日ごろまでサイパン・トラック航路および父島ポンペイ島航路哨戒した。この哨戒では、4月26日に2隻の駆逐艦を、4月29日には病院船遭遇したそれ以外、他の標的とは接触することもなかった。5月17日ターポン52日間行動終えて真珠湾帰投した。 5月30日ターポン4回目の哨戒ミッドウェー海戦参加してオアフ島北方向かったパイク (USS Pike, SS-173) および駆逐艦リッチフィールド (USS Litchfield, DD-336) と哨戒チーム組んでカウアイ海峡中心に哨戒ターポン敵艦接触することはなく、6月9日9日間の行動終えて真珠湾帰投その後ターポンサンフランシスコ回航されてメア・アイランド海軍造船所オーバーホールが行われ、攻撃力アップ企図して外装魚雷発射管装備され艦橋改修された。作業9月30日完了した艦長トーマス・L・ウォーガン中佐アナポリス1930年組)に代わった。

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