第二次世界大戦後のロッジ再建とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第二次世界大戦後のロッジ再建の意味・解説 

第二次世界大戦後のロッジ再建

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 10:19 UTC 版)

日本のフリーメイソンリー」の記事における「第二次世界大戦後のロッジ再建」の解説

R・クーデンホーフ=カレルギー伯爵影響を受け「友愛」を提唱したマスターメイソン鳩山一郎鳩山はRCK伯爵の反全体主義人道主義的著書『自由と人生』の翻訳者であり、本書友愛精神継承者である。 1945年日本の敗戦第二次世界大戦が終わると、1946年よりロッジ再建始まった。そして、1950年1月5日佐藤尚武外交官政治家)、植原悦二郎政治家)、三島通陽作家政治家)、高橋龍太郎実業家政治家)、均平ジャーナリスト、元ジャパンタイムズ編集局長)らが、初めての日本における日本人会員となった。この時点日本ロッジはフィリピン・グランド・ロッジの傘下にあり、フィリピン対日感情最悪だった4月8日フィリピン代表のマウロ・バラディが来日し、「世界平和のために、日本人兄弟として握手しよう決心し過去の罪を許してメイソンとして迎えるべく決意した」と演説した星島二郎はこれに応え国会フィリピン対す謝罪決議提出し全会一致可決させたという。1950年国会議員5人他、合計7人の日本人入会した自身会員であったダグラス・マッカーサーは、対日政策一環として皇族皮切りに日本指導者層を入会させ、最後昭和天皇入会させる腹づもりであったという(フリーメイソンリー直接的な勧誘はしないことになっているので、それとなく興味持たせるようにした)。フリーメイソンリーは、米国にとっては冷戦下反共の砦としても期待されていた。昭和天皇入会実現しなかったが、はるか後年1995年にも、リチャード・クライプ元グランド・マスター取材に「日本でも天皇陛下メンバーだったら偏見なくなりもっともっと簡単にメンバー集めることができるでしょう。もし、天皇陛下入っていただければ、私は名誉グランド・マスターにしてさしあげたい。」と答えており、現在でも天皇入会期待しているものと思われる[要出典]。 1951年入会した鳩山一郎は、入会時の1階級(エンタード・アプレンティス)を経て1955年に第2階級(フェロークラフト)へ進級、さらに第3階級(マスターメイソン)に昇級した彼のマスターメイソン昇級1955年当時報道されている。一郎メイソンリー入会した理由は、一郎思想的影響与えたクーデンホーフ=カレルギー伯爵メイソンであったからである。 スコティッシュ・ライト第32階級メイソン高崎によれば日本でもフリーメイソン影響みられるようである。日本国憲法第21条集会の自由結社の自由言論の自由フリーメイソン理想並んでいるとする考えもある。フランス革命自由、平等、友愛(自由、平等、博愛)の3つの用語もフリーメイソン基本的理念である。 1957年には会員数2500人を超え独立したグランド・ロッジ構えるべきという気運高まり3月東京グランド・ロッジ設立した初代グランド・マスターは、ベネズエラ外交官カルロス・ロドリゲスヒメネスであったまた、主に米軍基地内にフィリピンロッジ黒人ロッジ別途存在する。これらは日本Grand Lodgeとの直接的な関わりはなく、各ロッジ個別Grand Lodge属している。

※この「第二次世界大戦後のロッジ再建」の解説は、「日本のフリーメイソンリー」の解説の一部です。
「第二次世界大戦後のロッジ再建」を含む「日本のフリーメイソンリー」の記事については、「日本のフリーメイソンリー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第二次世界大戦後のロッジ再建」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第二次世界大戦後のロッジ再建」の関連用語

第二次世界大戦後のロッジ再建のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第二次世界大戦後のロッジ再建のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本のフリーメイソンリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS