病院経営への移行と発展とは? わかりやすく解説

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病院経営への移行と発展(1963-1998)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:22 UTC 版)

クローバー子供図書館」の記事における「病院経営への移行と発展(1963-1998)」の解説

1963年昭和38年4月郡山精神病院運営する図書館となる。好子はこの時、正式に館長就任した1966年昭和46年)には好子含めて職員3人体制となり、おはなし会開催するようになった1968年昭和48年9月郡山精神病院内に「職員文庫」を設立する1970年昭和45年4月にはクローバー子供新聞を「だんごっぱな」に改題した。翌1971年昭和46年)に「職員文庫」を入院患者にも開放して院内文庫」に改称したこの頃には児童書6,000冊、一般書1,500冊を保有し月曜日休館していた。1974年昭和49年4月より幼児への貸し出し開始した。また1975年昭和50年)から1986年昭和61年)にかけて児童文学を読む大人のための読書会おはなし勉強会どんぐりの会」、児童文学講座という大人向けの行事立て続け開始したこの間1973年昭和48年6月に「郡山子どもの本をひろめる会」が発足して子供良い本を届けようという運動展開し家庭文庫当地では「子供文庫」と呼称)が郡山市各所誕生した子供文庫では、自前図書のほかにクローバー子供図書館郡山市図書館の本を利用して活動行っており、1975年昭和50年)には子供文庫連絡会を立ち上げ郡山市図書館蔵書充実訴えた。翌1976年昭和51年5月にはこれらの団体共催で「郡山市図書館考え集い」をクローバー子供図書館開催し郡山市図書館基本計画策定移動図書館を2台に増やすよう求める「郡山市民の図書館をそだてる会」の結成契機となった。同会の活動は後に郡山市図書館新館建設運動へと発展し1981年昭和56年)に実現することとなる。 これまでの活動実績認められ好子1984年昭和59年11月10日高橋市長から市制60周年記念表彰を受け、翌1985年昭和60年6月25日全国公共図書館協議会表彰1987年昭和62年3月には伊藤忠記念財団から子供文庫功労賞1994年平成6年1月8日に「街こおりやま」の第5回ふるさと大賞受賞した1985年昭和60年10月30日には日本図書館協会会長永井道雄から財団法人郡山精神病院理事長金森健図書館功労者として表彰された。健は、創設者好子きょうだいで、クローバー子供図書館病院経営移行して質的向上を図り、「児童図書館のモデル」とまで言われるほどに充実させたことを評価された。同時に郡山市図書館22年渡り館長務めた山崎義人功労者表彰受けた1986年昭和61年)度の蔵書数33,881冊、貸出冊数32,317冊、入館者数は6,154人、会員数709人で、おはなし会年間39開催し532人が参加していた。この頃職員は3人で、いずれも病院業務との掛け持ちで、子供たち親しく会話しながら図書館業務行っていた。図書館の本利用すると、子供たち読書カードシール貼ってもらうことができた。山崎義人は「郡山誇りと言っても過言ではない」と評している。同時期に郡山市内には18の子文庫があり、独自の活動行っていた。 1992年平成4年)には館長含め4人体制拡充された。1994年平成6年4月財団法人金森心会クローバー子供図書館改称する1996年平成8年)、永年館長務めた金森好子館長退任した開館から1997年平成9年)までに37万人来館し、約130冊を貸し出した。

※この「病院経営への移行と発展(1963-1998)」の解説は、「クローバー子供図書館」の解説の一部です。
「病院経営への移行と発展(1963-1998)」を含む「クローバー子供図書館」の記事については、「クローバー子供図書館」の概要を参照ください。

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