犯罪組織・賞金稼ぎ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:21 UTC 版)
「スター・ウォーズ登場人物一覧」の記事における「犯罪組織・賞金稼ぎ」の解説
ジャバ・ザ・ハット (Jabba the Hutt) 犯罪組織ハット・カルテルの首領。 ボバ・フェット (Boba Fett) 賞金稼ぎ。ジャンゴのクローン。ソロを捕えるためにベイダーに雇われた後、ジャバの用心棒となる。 ビブ・フォーチュナ (Bib Fortuna) ジャバ・ザ・ハットの執事。ルークのフォースに操られてしまい、宮殿への侵入を許したので、ジャバに大目玉を食らった。彼へのプレゼントとしてやって来たドロイドの中でも、R2-D2を気に入っていた。ジャバがカークーンの大穴でソロやルークの処刑を試みた際に起きた戦いでレイアに殺害されると、この戦いから生還したビブ・フォーチュナはジャバの宮殿を占拠するが、サルラックの体内から生還したボバ・フェットに殺害された。 非正史(レジェンズ)でも同様にカークーンの戦いから生還しジャバの宮殿の占拠を試みるが、ボマーの修道僧達によって脳の摘出手術をされてしまい、その脳をクモ型ウォーカーに繋がれ、宮殿内を彷徨い続けた。 グリード (Greedo) 賞金稼ぎ。惑星ローディア出身。クローン大戦の折、分離主義者に雇われて衛星パントラの書記長の娘を誘拐するなど犯罪者としても広く行動していた。ジャバに雇われており、彼から賞金首にされたハン・ソロを追っていた。酒場にいたソロを発見し、ハットの元へ連行しようとしたが、ソロを撃ち殺そうとしたところを返り討ちにされた。 グリードの最期については、「ハンが先に撃った」という論争が存在する。 IG-88 ドロイドでありながら、賞金稼ぎを生業とする殺人ドロイド。内装火器を複数装備し、かつてクローン大戦で独立星系連合側として実戦投入され帝国の樹立後は帝国軍の指揮下で開発が続行された戦闘用ドロイド「IGシリーズ」の新型機として当初は開発された。クラウド・シティにてC-3POが処分されかける場面で、集積されたスクラップの中に、カラーリングの異なる同型ドロイドが登場する。 映画ではほとんど出番はないが、スピンオフ作品では同型ドロイドが計4体存在し、自身の維持のために賞金稼ぎとして活動している。 上記のクラウド・シティの残骸はIG-88Bで、スピンオフ作品の設定では、ボバの手柄を横取りしようとして返り討ちにあったとされる。その後IG-88Bは修復されて賞金稼ぎとしての活動を継続し、第2デス・スターのメインコンピューターのクラッキングを試みるが、帝国軍に属するアストロメク・ドロイドのR2-Q5によって阻止された。 非正史(レジェンズ)に区分されるゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』ではボスとして登場。カーボン冷凍されたハン・ソロを横取りすべくボバ・フェットを追う途中で、ハン・ソロを救おうと同様にボバを追っていたダッシュ・レンダーと惑星オード・マンテルにおいて遭遇して敗れる。 非正史(レジェンズ)ではオリジナルモデルのIG-88Aは自我を持っており、動作実験のため起動された直後に自身を開発した研究者達を抹殺し、まだ人格プログラムをインストールされていなかった残りの3体の同型ドロイドに、自身の人格プログラムを同期させていた。そのため4体のIG-88は同一自我を共有している。IG-88Bは修復されず、残された3体がドロイドによる反乱を企てる。そのうちの1体(IG-88A)がとある工業惑星を手中に収め、第2デス・スターのメインコンピューターと入れ替わるが、直後に第2デス・スター諸共エンドアの戦いで破壊された。 4-LOM 昆虫のような頭をもったドロイドの賞金稼ぎ。以前は豪華客船の客室乗務員として働いていたが、プログラムのトラブルで乗客から物を盗むようになってしまった。その後、ジャバがより危険な改造を施している。ハットのために働いている間はザッカスとチームを組んでいた。 ザッカス (Zuckuss) 昆虫のような目をした賞金稼ぎ。ミレニアム・ファルコン号を探し出すためにベイダーが雇った。惑星ガンド生まれのザッカスは獲物のイメージを念じるというガンド人の伝統的なやり方で探そうとした。ジャバの下で働いていたときは、4-LOMとチームを組んでいた。 ボスク (Bossk) バウンティハンター・ギルドのリーダーであったラドラスクの息子として惑星トランドーシャで生まれる。ヤヴィンの戦いの後、ダース・ベイダーと犯罪組織ブラックサンの首領プリンス・シゾールとの間で起こったバウンティハンター戦争で、シゾールに雇われたボバ・フェットの策略でラドラスクのことを憎み、食い殺してしまった。やがて彼は反乱同盟軍のお尋ね者ハン・ソロとミレニアム・ファルコンを捕らえるためにダース・ベイダーに雇われたが、ボバ・フェットに先手を越され、捕まえることは出来なかった。その後、賞金稼ぎのザッカスと組んでフェットを陥れようとしたが、いずれも裏をかかれて失敗した。また、種族間対立の激しいウーキーを憎んでおり、非正史(レジェンズ)ではユージャン・ヴォングの侵略によりチューバッカが死んだ際にひどく喜んだ。
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