無双OROCHI2 Ultimate
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「無双OROCHI 2」の記事における「無双OROCHI2 Ultimate」の解説
今作の完成形とも言えるバージョンアップ版。2013年9月26日にPS3・PS Vitaで、2014年6月26日にPS4で、同年9月4日にXbox Oneで、2017年11月9日にSwitchで発売された。以下は変更点。 完全新規キャラクターとして「玉藻前」、「応龍」、「九尾の狐」、「渾沌」が追加された。また無印で新規キャラクターとして登場した哪吒が、改造される前の姿・「哪吒(人型)」としても登場する。いずれもキャラクターデザインは山田章博。 追加コラボキャラクターは「かすみ」(デッド オア アライブ5)、「ステルケンブルク」(アーランドのアトリエシリーズ)、「ソフィーティア」(ソウルキャリバーシリーズ)の3人。ソフィーティアは他社からのコラボキャラクターとなっている。 『真・三國無双6 Empires』の追加キャラクターである「徐庶」も登場し、『真・三國無双6』シリーズの全プレイアブルキャラクターが参戦した。 『Special』と『Hyper』の追加キャラクター4人も追加され、プレイアブルキャラクターは総勢145人となった。 主に新規参戦キャラや無印の頃に出番の少なかったキャラクターにスポットを当てたIFや別視点で展開する戦闘等のサイドストーリー、遠呂智誕生の秘密に迫る物語「前日譚」や、無印グッドエンディング後にあたる物語「後日譚」が描かれる新メインストーリーなど、シナリオは無印の1.8倍ほど追加されている。 PS3版無印や『Special』のセーブデータを引き継いでプレイすることが可能で、グッドエンディングまでのセーブデータさえ残っていれば、新たに追加されたシナリオからプレイできる。PS3版無印のセーブデータはPS3・PS Vita・PS4版に引継ぎが可能で、『Special』はPS Vita版のみに引継ぎが対応している。またPS3・PS Vita・PS4間でのマルチプレイが可能になる「クロスプレイ」や、セーブデータの共有が可能な「クロスセーブ」も搭載。その他、無印で購入したDLCもそのまま引き継いで使用することが可能。ただし、『Special』のDLCは引き継ぐ事ができないので再購入が必要になる(『Special』でDLCステージをクリア済みの場合、『Ultimate』のDLCステージ未購入状態でも真・無双の戦場にDLCステージのリストは残る)。Xbox One版はXbox 360版無印からDLCの購入履歴のみ引継ぎ可能。Switch版は他機種のDLCを一部を除いて収録した状態での発売。 レベルが100までとなり、新たに「転生システム」が追加された。転生をすると、レベルは初期状態に戻されるが新たなスキルを一つ習得でき(最初の転生時のみ)、レベルアップ時に好きな能力に振り分けて数値の底上げが可能な「成長玉」が手に入る。またレベル100ボーナスとして、レベルが100に到達すると装備アイテム枠が4つとなり、更に転生後に再度レベル100に到達すると最大の6枠にまで増やすことができる。バージョンアップによって転生回数が9回にまで拡張され(そのため全キャラクターでパラメーターをMAXにすることが可能になった)、4回目以降は素早さの上限が通常より更に伸びる。 新たなシステムとして「戦闘スタイルチェンジ」が搭載、通常の3人のキャラを切り替えながら戦うスタイルと3人同時で戦うスタイルの選択が可能となり、戦闘中にいつでも変更が可能。3人共闘スタイルは控えキャラもプレイヤーキャラの周囲で一緒に戦ってくれる(残りの2人はNPCによる操作)ようになるが、その間は援護攻撃や控えキャラの体力・無双回復は発生しない。また、チャージ攻撃後にキャラクター切り替えをすることで使用キャラクターの3人が切り替わりながら連続して攻撃を叩き込む「トリプルラッシュ」が追加された。チーム編成によっては特別なトリプルラッシュを繰り出すことが可能(操作キャラに対応する特別なキャラクターはメニュー中で確認可能)。その他、『Hyper』までは廃止されていた「無双バースト」が「真・無双バースト」として復活。戦闘スタイルチェンジ中や2人協力プレイ時など、総計3人以上のキャラクターが共闘状態で発動可能。 様々な調整も加えられ、アクション面では『真・三國無双7』で好評だった自動馬乗りが追加された他に、技タイプはダメージを受けてる時に敵の背後に回ることが可能になった。また、全キャラに空中用のタイプアクションが新規追加されるなどの調整が施されている。その他の面では、撃破数やストック経験値、希少石の所有数が一桁増加されているなど、細かな調整がされている。 モードでは『Hyper』に登場した「デュエルモード」の他に、5人でパーティーを組み(2Pプレイも可能だが選んだ5人は1Pと2Pで共有)戦場となるダンジョンを探索するローグライクゲーム的な内容の「アンリミテッドモード」が追加された。また「無双の戦場」も自由度が増して「真・無双の戦場」にリニューアルされている。その他、カラーエディット機能も搭載。『Special』で追加された「バトルロイヤルモード」は廃止された。 ゲーム起動時、オンライン接続が可能な状況の場合は自動でアップデータがあるかどうかを探してくれる。 トロフィーおよび実績データは無印から一切引き継がず、『Ultimate』は個別のゲームタイトルとして取り扱われる。 PS4版は、キャラクターボイスをコントローラ(DUALSHOCK 4)のスピーカーから出力させることが可能。
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