清野・末永・朝倉家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 19:18 UTC 版)
「こころ (2003年のテレビドラマ)」の記事における「清野・末永・朝倉家」の解説
末永こころ → 朝倉こころ - 中越典子 主人公。日本太平洋航空(JPA)の客室乗務員を経て、うなぎ屋「きよ川」の若女将となる。 合コンで朝倉優作と出会い、浅草で診療所を開きたいという彼の夢を応援している内に惹かれて行き、後に結婚する。優作の死後も彼の連れ子達を育てる。 清野美佐子 → 末永美佐子 - 伊藤蘭 こころの母。「きよ川」若女将で、後に9代目女将。 別れた夫、沢朗への未練を捨てきれない。 こころと優作との結婚に強く反対し続けたが、最終的には折れる。 清野いづみ - 岸惠子(語り兼任) こころの祖母、美佐子の母。「きよ川」8代目女将。明るく飄々と家族を見守る。 菱沼ハナから在ブラジル日系人街にうなぎ屋を開いて欲しいと頼まれる。かつての恋人木下が移住した国でもあり快諾、女将の座を美佐子に譲って離日した。 末永沢朗 - 寺尾聰 美佐子の元夫でこころの父。 優秀な花火職人だったが、隅田川花火大会で暴発事故を起こして以後酒に溺れ、逃げるように浅草を去ったが、その後転居した新潟山古志村で引き続き花火花火職人を続ける。 朝倉優作 - 仲村トオル 新潟県六日町出身の医師。倖と優太の父。学生時代は山岳部に所属。風景写真撮影が趣味。 前妻のカンナと離婚し、男手一つで娘の倖と息子の優太を育てて来た。合コンでこころと出会う。こころに想いを寄せながらも自身の経済事情などから躊躇していたが、隅田川花火大会の時にプロポーズして再婚する。 地域医療を志すが、なぜか特に医療事情が悪くもない浅草で診療所を開こうとする。資金調達に失敗し断念したが、こころの後押しと浅草の人々の援助によって「朝倉診療所」開設に漕ぎつけた。自身の誕生日、父がぎっくり腰を患ったため、仕事を代わるため六日町に急遽帰る。その最中に厳冬の八海山に登山を強行し遭難した花井一家の救助活動への應援を請われた。なおも未発見の花井の妻子を救うため周りの制止を振り切って単身猛吹雪の山中へ向かう。妻子は救助されたが、彼自身は雪崩に巻き込まれ死亡、遺体は半月後に発見された。 朝倉倖 - 黒川智花 優作とカンナの娘。中学生。 偶然こころと知り合い、度々会ってお互いの悩みなどを話す。こころを「お姉さん」と呼んで慕うが、彼女が父の交際相手と判明すると激しく憎む。優作の再婚後も後も何かと継母こころに反発し、家事などで対抗心を燃やしていたが、自身の想いをこころと話したことで受け入れた。 優作の死後は自分と弟の存在がこころの負担になることを嫌い父の実家に身を寄せるが、その後弟を連れて黙って山古志村の沢朗の元に移った。こころが迎えに来た際は戻ることを拒否するが、その翌朝優作の遺体発見の報に接したことを契機によく話し合い、こころの元へ戻ることに決めた。 朝倉優太 - 広田亮平 優作とカンナの息子、倖の弟。周囲からの愛称は「う~たん」。初登場時は保育園児だった。食事に結構うるさい。 父の再婚相手のこころを最初から母として受け入れ懐く。小学校就学後も自分を「う~たん」と呼ぶ。 朝倉有礼 - 草薙幸二郎 優作の父。六日町で診療所を経営する医師。優作が地域医療を目指す原点となる人物。 朝倉晴子 - 大森暁美 優作の母。夫の診療所を手伝っている。 藤井カンナ → 朝倉カンナ → 藤井カンナ - 財前直見 医師。優作の前妻で倖と優太の実母。 研究医の道を目指し、臨床医でありたい夫とは考えの違いから離婚を決意。子供達を引取ろうとするも優作に拒否され、一人で朝倉家を去る。離婚後はドイツに渡り、ミュンヘンに住んで研究に取組んで来た。 なぜか優作の死を知ると、子供たちを取戻すべく一時帰国した。その際近く学会で発表する論文のデータを記録した大切なFDを持参し、搭乗機内で使用後に紛失。こころの配慮により子供たちと一日を過ごすことになった当日、宿泊先のホテルでディスクの紛失に初めて気付く。パニックに陥り、子供達との面会を取り止めて急ぎドイツへ戻ろうとするが、こころが必ず探し出すと約束したため、倖等と再会した。しかし幼い頃に別れた優太は母の記憶がなく彼女を「おばちゃん」と呼び、倖も再会は喜んだが一緒にドイツへ行こうとの誘いには応じなかった。親子がマンションを出て「きよ川」で暮らすことを条件に子供達をこころに託し離日した。
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