「おばちゃん」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 03:53 UTC 版)
「リアナ・ワーナー失踪事件」の記事における「「おばちゃん」」の解説
クリストファーとケーリンは、リアナの失踪に至るまでの2週間に渡る奇妙な行動の数々について語った。 2週間ほど前のある朝のこと。ケーリンがリアナを起こしに寝室に行くと、愛娘はクローゼットの中に布団も無しで、身を隠すように寝ており、「お化けが外にいる。連れてこうとする」と訴えた。両親は、 「連れて行ったりなんかしないよ」と最初こそ相手にせずに笑い飛ばしていたが、このようなことが一度ならず二度までも起こると、流石に普通ではないと危機感を抱き始めた。だが、クリストファーによれば、本来窓は地面よりはるかに高い位置にあったのである。数日後の午後、帰宅したリアナはバービー人形とそのお洋服でいっぱいの箱を抱えて来た。 しかし、彼女にこれらのおもちゃを買い与えたことは無かった。ケーリンが、「それどうしたの?」聞くと、リアナは「”おばちゃん(A little old lady)”がくれた」とだけ答えた。。人形の件の後、失踪する1週間程前、ソファーでテレビを見ている両親の前に、お気に入りのものを全部詰めたスーツケースを抱いたリアナが現れた。「何してるの?」と聞くと、「新しい”みんな”のお家に行くの」と打ち明けた。当然、両親は「新しい”みんな”って誰?」と聞いたが、人形の件と同様に以後は口籠ったままであったという。 捜査員は、誰かがリアナをおもちゃで誘い出し、家族と引き離そうとしたわけではないと結論づけ、これらは有力な情報とはされなかった。
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