毎日・大毎時代とは? わかりやすく解説

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毎日・大毎時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:20 UTC 版)

山内一弘」の記事における「毎日・大毎時代」の解説

プロ1年目1952年昭和27年)、チーム先輩である別当薫打撃フォーム参考にして熱心に打撃練習取り組む。やがてその熱心さと素質見抜いた若林忠志当時毎日二軍監督)は山内積極的に二軍戦で起用し6月には一軍戦で初出場を果たす。同シーズン44試合出場ながら、打率.336の成績残したプロ2年目1953年にはレギュラー定着期待されながら長期にわたり病気療養したが、シーズン中盤から3番打者定着し53試合先発出場3年目1954年バットプロ入り当時35インチ・約940 gの重いルイビルスラッガー社製バットから、34.5インチ910 - 930 gの短く軽いものに変えた同年にはクリーンアップ定着して不動レギュラー確保し公式戦フル出場打率.308(パ・リーグ4位)、28本塁打中西太に次ぐ2位)を記録打点ではラリー・レインズ阪急ブレーブス96打点)を制し97打点挙げて打点王タイトル獲得当時パ・リーグ記録となる80四球選んだ。 翌1955年打率.325・26本塁打いずれも中西に次ぐリーグ2位)と活躍し99打点成績残して2年連続打点王に輝く。 1956年打率.304・25本塁打72打点成績を残す。同年シーズン47二塁打記録したが、この記録1998年フィル・クラーク近鉄バファローズ)が更新するまで日本プロ野球 (NPB) 記録だった(2020年時点ではNPB史上5位タイ記録)。また、76長打当時パ・リーグ記録。 「毎日オリオンズとしての最終年となった1957年には打率.331の好成績首位打者獲得野村克也南海ホークス30本塁打)におよばず本塁打王逃したが、29本塁打放っている。同年11月28日毎日球団大映ユニオンズ合併して毎日大映オリオンズ」(大毎オリオンズとなった。「大毎オリオンズ元年1958年パラチフスにより長期戦線離脱余儀なくされ、規定打席にも到達できなかった。 1959年1月30日結婚同年前年汚名返上に向け、オールスターゲーム第1戦でMVP獲得しシーズン途中まで三冠王狙えるほどの活躍をしていたが、8月27日の対近鉄バファロー戦でグレン・ミケンズから顔面死球受けて担架退場。これにより三冠王の夢は絶たれチーム首位から転落した。しかしシーズン後半に復帰し杉山光平南海)と首位打者争い繰り広げ死球への恐怖克服した10月20日開かれた南海最終戦ダブルヘッダー)を迎えたが、2試合で6連続四球与えられた。最終的な打率山内が.320(リーグ2位)、杉山.323リーグ首位打者)で、山内安打2本差首位打者逃した。しかし、同年25本塁打記録して初の本塁打王獲得。また同年8月16日の対東映フライヤーズ戦では、土橋正幸から通算150号本塁打となる逆転サヨナラ満塁本塁打放っている。 「闘将西本幸雄大毎の新監督就任した1960年山内田宮謙次郎榎本喜八葛城隆雄とともに大毎ミサイル打線」の中軸担った同年打率.313、32本塁打103打点好成績残し本塁打王2年連続2回目)と打点王3回目)を獲得して打撃二冠輝いた。また同年大毎パ・リーグ優勝果たし自身MVP受賞チーム6月5日近鉄戦で勝った後、6月29日近鉄戦までの18試合92得点44失点という成績乗り切り1954年南海に並ぶ日本タイ記録となる18連勝達成している。しかし、同年大洋ホエールズとの日本シリーズでは「三原魔術と言われ大洋三原脩監督采配前に、すべて1点差で4連敗喫した。 翌1961年打率.311、25本塁打112打点成績残し2年連続打点王4回目)を獲得した同年112打点当時パ・リーグ記録同年オフファンから「『和弘』の“和”の字はまるいという表現があり、ぐるぐる回り道をしたり曲がった道を進むようだから変えたほうが良い。“和”の字を音が同じ“一”にすれば一から数が無限に続くので、選手しても良い将来コーチ監督にもなれるのではないか」とアドバイスを受け、1962年シーズン途中30歳誕生日となった5月1日)に「和弘」から「一弘」に改名同年ブルーム近鉄バファローズ打率.374)に次ぐパ・リーグ2位打率.334を記録した

※この「毎日・大毎時代」の解説は、「山内一弘」の解説の一部です。
「毎日・大毎時代」を含む「山内一弘」の記事については、「山内一弘」の概要を参照ください。

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