武器と魔法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 00:22 UTC 版)
「ゴッド・オブ・ウォーIII」の記事における「武器と魔法」の解説
今作の魔法は各武器に対応したものが専用で発動するようになり、武器のレベルをあげると魔法のレベルも上がる仕様になっている。いくつかの新たな攻撃方法が追加されている。回避行動も武器によって動作が異なる。 ブレイズ・オブ・エグザイル(Blades of Exile) 【魔法】スパルタの軍勢 クレイトスの標準武器になる、アテナがクレイトスに授けたブレイズ・オブ・アテナの進化系。オープニングのポセイドン戦終了後に入手する。標準装備だけあって、攻撃力・リーチ共に標準的であるが全ての武器の中でも最も扱いやすい武器となっている。 魔法は、かつてクレイトスと共に戦ったスパルタの英雄たちを召喚し、クレイトスを囲むように盾で覆い周囲の敵を無数の槍で攻撃する攻防一体の技『スパルタの軍勢(通称:ファランクス)』。特に敵に囲まれたときに効果を発揮するが、リーチの長さはブレイズ・オブ・エグザイルと同じである。ブレイズ・オブ・エグザイルを強化する事により、雨の如く降り注ぐ矢が追加される。 ハデスの鉤爪(Claws of Hades) 【魔法】魂の召集 クレイトスがハデスから奪った紫の光を放つ鉤爪状の鎖鎌。リーチの長さはブレイズ・オブ・エグザイルと同じだが、攻撃力と敵を怯ませる力が若干劣っている分隙が小さい。またヘビーアタック3回の方がノーマルアタックよりも隙が少ないという少々変わった性能。この武器の特徴として、敵に鉤爪を引っ掛けることで、『I』で使用できた「ハデスの軍団」のように無数の髑髏を召喚させ、敵に追尾攻撃を行うことができる。 魔法は鉤爪に取り込まれているクリーチャーを召喚し、敵を攻撃する『魂の召喚』。ハデスの鉤爪を強化することにより召喚できるクリーチャーが追加されていく。召喚するクリーチャーはオリュンポスレジオネア、ケルベロスなどの全9種類で、それぞれの性能も違っている。 ネメアのカエストス(Nemean Cestus) 【魔法】ネメアの雄叫び クレイトスがヘラクレスから奪い取った銀色の獅子の頭の形をしたカエストス。攻撃力は全武器中トップだが、打撃武器であるためにリーチの長さは全武器の中で最も短く、攻撃時の移動距離も大きい。この武器の特徴として、ステージの至る所にあるオニキス(青味がかった結晶体)などの鉱物を破壊することができ、カエストスでなければ倒せない敵キャラクターも少なからず登場する。 魔法は強い衝撃波を周囲全体に発生させる『ネメアの雄叫び』。カエストスを強化する度に衝撃波の範囲が大きくなる。 ネメシスの鞭(Nemesis Whip) 【魔法】ネメシスの怒り クレイトスがクロノスの体内から入手した「オンパロスの石」を素材として、へファエストスが開発した先端が3つの刃に分かれている鎖鎌状の鞭。リーチはブレイズ・オブ・エグザイルと同じだが、一発の威力と敵を怯ませる力は全武器最弱。攻撃時の隙も一番少ない為手数で攻めていく武器。先端部分の当たり判定範囲が広くなっており、怯ませられない代わりに鞭を出しっぱなしし、攻撃を受けた敵をしばらくの間感電状態にさせることが可能。また、装置を攻撃することで電流を流し、稼働させることもできる。 魔法は、『I』の「ポセイドンの怒り」や『II』の「クロノス・レイジ」と同様、周囲に電撃の球体を放ち敵を感電させる『ネメシスの怒り』。鞭を強化する度に攻撃範囲が広くなる。 ブレイズ・オブ・アテナ(blades of Athena) 【魔法】デバイン・リコニング 本編冒頭でポセイドン戦終了まで使用する、『II』でクレイトスが使用していた武器。時系列的関係を考慮され、攻撃力のレベルが最大になっている。また、使用できる技はすべて前作と同じ物で、ブレイズ・オブ・エグザイルで後に習得する技とは違う物が多い(同じ名前であっても動作や性能が違う物もある)。 魔法は自身を中心に巨大なサイクロンを発生させる『デバイン・リコニング』(Divine Reckoning、「神の報い」もしくは「神罰」という意味)。しかし、リーチが非常に短く、1体につき最大9コンボのダメージしか与えられない為攻撃としては使い勝手は非常に悪い。発生中の無敵時間がそれなりに長い為、難易度カオスのポセイドン戦では回避技として使い道がある。 特定のアイテムを取得すると2週目プレイ時でポセイドン戦以降も使用し続けることが可能になる。
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