様々な商品展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 13:08 UTC 版)
自動車をモチーフにしたスタンダードシリーズの他、数多くのシリーズ展開がなされている。また、企業やディズニーキャラクターなど、様々な形のコラボレーションシリーズのチョロQも発売されている。限定物も多く出ており、自動車ディーラーが顧客サービスに新車を模したチョロQを配布したり、全国各地のバス会社が自社路線バスや観光バスを模したものなどいわゆる「ご当地チョロQ」が数多く発売されている。自動車のみならず、バイク、戦闘車両(戦車、装甲車)、鉄道(電車やSLなど)・航空機(YS-11など)・客船、珍しいものでは山車やロボット、怪獣、プロレスラーなどまでチョロQになった。 1980年代のブームの際、独自にカラーリングしたり軽量化を楽しむ児童もおり、『月刊コロコロコミック』などとのコラボレーションによって「レースセット」や「改造セット」などの関連グッズが多数発売された。標準的なチョロQは部品が一部共通化されており、車体(シャーシ含む)が各々に意匠を凝らした形状をしているが、後述するエンジンと呼ばれるぜんまい/変速機のユニット、前輪シャフト、タイヤとホイールは一貫して同サイズのものが使用されており、ネジを一本外すだけで分解して部品交換できる構造から、いわゆる「チューンアップ」(→チューニングカー/カスタムカー)を行いやすい。特に競技用に特化されたカスタマブル・スーパーカスタマブルチョロQは分割式のボディに加え、ミニ四駆を思わせるフロントバンパーとガイドローラーを装備している。 また人気の陰でコピー商品も大量に出回った。メーカー不詳の粗悪品や食玩のおまけ、模倣品騒動で知られたコスモス、果ては中堅や大手の玩具メーカーですら「ほぼ同一構造」の小型自動車玩具(通称:モドQ)を発売していた。現在でも、ゲームセンターの景品や100円ショップなどで数多くみられる。
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