楡の家とは? わかりやすく解説

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楡の家

読み方:ニレノイエ(nirenoie)

作者 堀辰雄

初出 昭和16年

ジャンル 小説


菜穂子 (小説)

(楡の家 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:20 UTC 版)

菜穂子』(なおこ)は、堀辰雄長編小説。堀の唯一のロマン(本格的長編物語)で、堀文学の到達点といわれる晩年の代表作である[1][2]プロローグとなる「楡の家」と本編「菜穂子」を合わせた2編から成る。


注釈

  1. ^ これは堀辰雄の勘違いで、実際には、『物語の女』の娘は、「お前」としか呼ばれていない。
  2. ^ 石原慎太郎の『亀裂』の主人公の方は、明を「メイ」と読む。

出典

  1. ^ a b c 源高根「解説」(菜穂子 2003, pp. 291–304)
  2. ^ a b c d e f g h i 「『菜穂子』の構想と実現」(アルバム 1984, pp. 78–83)
  3. ^ a b c d 堀辰雄「『菜穂子』覚書I」(帝大新聞アンケート 1940年1月)。菜穂子 2003, pp. 256–257、全集4 1996, p. 211
  4. ^ a b c d 堀辰雄「『菜穂子』覚書II」。菜穂子 2003, pp. 258–261、全集7・下 1997, pp. 503–506
  5. ^ a b c d e 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 「菜穂子」修正意見」(新潮 1957年6月号)。三島29巻 2003, pp. 541–551
  6. ^ a b c d e f g 竹内 1976
  7. ^ a b 「解題」(全集1 1996, p. 692)
  8. ^ a b c d 「解題」(全集2 1996
  9. ^ 堀辰雄「小説のことなど」(新潮 1934年7月号・第31巻第7号)。全集3 1996, pp. 224–234
  10. ^ 堀辰雄「神西清への書簡」(1936年8月27日付)。全集8 1996
  11. ^ 「岸田國士」(多恵子 1996, pp. 217–222)
  12. ^ 川村 2005
  13. ^ a b 堀多恵子「芥川龍之介」(多恵子 1996, pp. 31–36)
  14. ^ a b 佐藤 2002
  15. ^ a b c d e f g 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 芸術における東洋と西洋」(新潮 1957年7月号)。三島29巻 2003, pp. 551–561
  16. ^ a b c 三島由紀夫「現代小説は古典たり得るか 石原慎太郎氏の『亀裂』について」(新潮 1957年8月号)。三島29巻 2003, pp. 561–575
  17. ^ 三島由紀夫「解説――秋」(芥川龍之介著『南京の基督』角川文庫、1956年)。三島29巻 2003, pp. 261–262
  18. ^ リルケマルテの手記』(大山定一訳)




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