桜家関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 00:26 UTC 版)
桜 一馬(さくら かずま) 市子の父親にして、アメリカの大人気ロックバンド「ザ・ワイルド・ホーセス」のフロントマン。多忙で家庭を疎かにしてしまっていたが、市子を溺愛している。かなりのヘタレ。もうすぐ40代だが若々しい容姿をしている。若い頃に高校を中退しギター一本でアメリカに渡るなど破天荒な一面を持ち、妻の詩織とも路上で歌っていた時に出会った。そのまま意気投合し同棲を始め、数年後に入籍し市子を授かっている。市子が生まれたすぐ後に妻共々成功を収めたが、本人は「訪れた幸運が何時まで経っても終わらないのは怖い」と今の人生に対して抵抗を持っている模様。 前述の通り人生の成功者とも言えるが、一馬本人は「普通の生活」を望んでおり、バンド来日のツアーで日本を訪れた際に自身の故郷であり市子が住む仏女津市を開催地に選んでいる。ライブ前に市子に会いに行き、アメリカに連れて行こうとするが両親を嫌っている彼女からは当然の如く拒絶されてしまう。その後ライブチケットを渡すために紅葉達の協力の下にいくつか作戦を実行するが、全て失敗。意気消沈していた所に紅葉から渡された貧乏神道具「あなたが望んだ夢ェ~」を装着し「理想の家庭」の夢を見てそのまま眠り込んでしまいライブ当日まで目を覚まさなかった。その後、夢の中に潜入して来た市子と互いの本音を言い合ってようやく「愛している」という言葉を伝え、誤解を解くことが出来た。 神界の道具である「要石」を身に着けており、そのために市子に幸福エナジーを吸収されなかった。「誰かに貰った」との事であるが記憶を操作されているらしく、この当時の出来事を覚えていなかった。市子の人生の裏に黒幕が潜んでいることを紅葉が気付く切っ掛けを作った人物。 5月1日生まれ、身長181cm、体重75kg。血液型B型。 桜 詩織(さくら しおり) 市子の母親。夫同様、多忙で家庭を疎かにしてしまっていた。撫子も知っている宝石ブランド「Bloomin'」のオーナーで現在はヨーロッパで仕事をしている。実家は会社経営をしていたが破産してしまい、自身も小さなデザイン会社で働いていた。そんな時に路上で歌っていた一馬と出会い、意気投合しそのまま同棲を始め数年後に籍を入れている。その後は市子を授かり、自分の仕事が認められ現在に至る。実業家として成功した後差し押さえられていた生家の屋敷(北海道函館市の旧函館区公会堂がモデル)を取り戻し、諏訪野を始めとした使用人たちを雇うようになった。一馬と同じく「要石」を身に着けている。また、市子の性格と容姿は詩織譲りらしい。夫を「一馬くん」と呼んでいる。 最終回では夫と共に帰国し、娘に彼氏が出来たと知って、夫婦共に恵汰に殺意を見せた。 11月25日生まれ。 諏訪野 菊之進(すわの きくのしん) 声 - 中博史 / 同左 市子の執事。4年前に妻を亡くし現在は独り身。市子が生まれた頃から面倒を見ており、彼女の良き理解者。かなり天然な行動をするところがある。ずっと市子の傍にいたせいで幸福エナジーを吸われてしまい、不幸エナジーによって心筋梗塞を起こして倒れてしまうが、緊急手術中に市子の幸福エナジーを受け回復。市子の計らいで職を辞し、その後すぐに再婚した。現在は地方で現妻の菫とともに2人暮らしをしており、市子とも手紙のやり取りをしている。 夏休みに市子がやって来るが、恵汰が宙汰を連れてやって来たため勘違いを起こし、一触即発の事態になる。恵汰に突っかかってばかりであったため、市子を怒らせてしまうが恵汰と話し合って和解し彼女に謝罪をしている。しかし、稽古に使用する丸太に恵汰の写真を貼ったり、自ら稽古に連れ出している。 10月5日生まれ、身長179cm、体重69kg。血液型A型。 諏訪野 菫(すわの すみれ) 諏訪野の再婚相手。格闘技が得意で、その実力は諏訪野と互角であり、それをきっかけに人生のパートナーとなる。市子を大切に思っている。 3月3日生まれ、身長165cm、体重54kg。血液型o型。
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