きり‐つぼ【桐壺】
桐壺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 11:36 UTC 版)
桐壺(きりつぼ)は『源氏物語』五十四帖の第1帖。
- ^ 江渡俊裕「一世源氏元服に関する試論」小口雅史 編『律令制と日本古代国家』(同成社、2018年) ISBN 978-4-88621-804-9 P120.
- ^ 与謝野晶子「紫式部新考」『太陽』1928年(昭和3年)1月・2月号のち『与謝野晶子選集4』(春秋社)
- ^ 池田亀鑑『源氏物語入門 新版』p. 61 社会思想社〈現代教養文庫〉1639、初版1957年、新版2001年、ISBN 4-390-11639-8、 (オンデマンド版、文元社、2004年) ISBN 4-86145-005-5
- ^ 青柳(阿部)秋生「源氏物語の執筆の順序」『国語と国文学』1939年(昭和14年)8・9月
- ^ 風巻景次郎「源氏物語の成立に関する試論-下-缺巻耀く日の宮をめぐる問題」岩波書店編『文学』第20巻第5号、岩波書店、1952年(昭和27年)5月、pp.. 418-430。のち『日本文学史の研究(下)』角川書店、1961年(昭和36年)。 および『風巻景次郎全集 第4巻 源氏物語の成立』桜楓社、1969年(昭和44年)11月、pp.. 121-142。
桐壺
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「源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「桐壺」の解説
(源氏1-12歳) 帝(桐壺帝)はそれほど身分が高くない桐壺更衣を寵愛し皇子を儲けるが、更衣はやがて病死してしまう。これを深く嘆く帝を慰めるために亡き更衣に生き写しの藤壺が入内し、新たな寵愛を得る。一方で皇子は帝の元で育てられ、亡き母・桐壺更衣に似るという藤壺をことに慕うようになる。帝は元服した皇子を臣籍降下させて源姓を与える。彼はその光り輝くような美貌から光源氏と呼ばれるようになり、左大臣家娘葵の上の婿に迎えられる。桐壺参照。
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