本国近海北海とは? わかりやすく解説

本国近海・北海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:15 UTC 版)

ターター (駆逐艦・2代)」の記事における「本国近海・北海」の解説

第二次世界大戦勃発すると、ターター戦隊僚艦と共に主力艦護衛封鎖突破船通商破壊艦の要撃、そして対潜哨戒といった多く活動行った11月24日フェロー諸島沖海戦仮装巡洋艦ラワルピンディドイツ海軍戦艦シャルンホルストグナイゼナウ沈められた後、ターターは2隻を捜索する本国艦隊艦艇護衛悪天候下での活動で艦体の傷み激しかったため、12月入渠整備実施した1940年に入ると、ターターノルウェーの戦いに伴いノルウェーに向かう輸送船団護衛従事する3月には客船クイーン・エリザベスニューヨークへ処女航海駆逐艦モホークと共に護衛した4月ターターはHN24船団とHN25船団護衛行い北海周辺ドイツ艦船捜索参加。さらに損傷した重巡洋艦サフォーク帰還護衛すると共にオンダルスネス及びモルデから撤退する船団護衛従事した以降5月にかけてノルウェーから撤退する船団護衛任務継続5月24日ターターペナントナンバーはG43に変更されている。 6月上旬ターターノルウェー沿岸行動する空母アーク・ロイヤル護衛した後、戦艦ヴァリアントと共にオフォトフィヨルド地域から撤退する最後の船団を護衛する空母グローリアスドイツ戦艦グナイゼナウシャルンホルスト沈められたため、6月10日に2隻の敵戦艦捜索参加する空振り終わった駆逐艦ベドウィンとマシオナと共に対潜哨戒中だった6月19日には、雷撃され沈んだ中立国ポルトガル商船生存者救助翌日ターターとマシオナはフェロー諸島スウェーデン駆逐艦ロムルスとレムス(元イタリア海軍スピカ級水雷艇)を確保したが、外交交渉の末2隻は解放されスウェーデン戻っていった。ターター旗艦ソマリ入渠修理に伴い第6駆逐艦戦隊旗艦として行動したが、自らも舵の修理のため7月中旬入渠することになった8月8日タータージブラルタルに向かうH部隊Force H)の艦艇護衛し9月5日には北海への機雷敷設任務にあたる第1機雷敷設戦隊(1st Minelaying Squadron)を護衛した10月デヴォンポート大掛かりな改装行い漏水の修理を行うと共に3番砲(X砲)を対空能力強化のため4インチ連装高角砲換装した。作業12月完了しタータースカパ・フローで第4駆逐艦戦隊4th Destroyer Flotilla)旗艦となった1941年1月から2月にかけて、ターター北海への数回機雷敷設作戦支援した3月にはロフォーテン諸島への特殊作戦であるクレイモア作戦参加コマンド部隊乗艦した船団護衛し、さらに上陸部隊支援行った作戦成功し魚油工場および3,600トン魚油グリセリン焼き払った作戦中の3月3日ドイツ船ベルンハルト・シュルテを沈め3月4日にはドイツ海軍武装トロール船クレブス攻撃し捕獲した船内からはエニグマ暗号機と重要文書が回収され、後にブレッチリー・パークでの暗号解読作業大きく役立った5月にはターター北極海を行く援ソ船団護衛従事するが、この期間中タータードイツ海軍戦艦ビスマルク迎撃戦参加ビスマルク沈没立ち会ったその後スカパ・フロー帰投中だったターターとマシオナは、アイルランド西方ドイツ空軍機の激し空襲見舞われた。およそ50機のHe111とFw200による13時間におよぶ空襲結果多大な損傷負ったマシオナは沈没ターターはマシオナの士官14名と兵員215名を救助してグリーノック送り届けたほか、対空戦闘によってHe111 1機を撃墜し一矢報いた

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