本国近海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/21 18:31 UTC 版)
「フォークナー (駆逐艦・2代)」の記事における「本国近海」の解説
1939年9月、フォークナーと第8駆逐艦戦隊は本国艦隊所属となりスカパ・フローを基地とした。戦争が始まった最初の1か月、フォークナーは空母アーク・ロイヤルを中心とする対潜掃討部隊に加わった。9月14日、アーク・ロイヤルはドイツ海軍の潜水艦U-39に攻撃されたが、この攻撃は不成功に終わった。フォークナーは僚艦フォクスハウンドとファイアドレイクと共に反撃を行い、アイルランド北西においてU-39を撃沈、その乗員の多くを救助した。 ヘブリディーズ諸島沖でトロール船2隻が敵潜水艦に沈められたのち、9月12日に第6駆逐艦戦隊と第8駆逐艦戦隊はこの海域の対潜掃討を命じられた。翌日、フォークナーはフォーチュンらに撃沈されたU-27の乗員20名を救助したのち、通常の護衛任務に戻った。 1か月後、フォークナーは本国艦隊の主力艦を護衛中に荒天のため損傷し、スコッツタウンで10月15日から10月18日まで修理を行った。12月4日、フォークナーに護衛されていた戦艦ネルソンがエヴェ湖に入ろうとした際に、磁気機雷に触れて損傷した。フォークナーは更なる機雷敷設が行われた場合に備え、当面の間現地にとどまった。1940年2月、フォークナーはカナダからイギリスへ兵員輸送を行うTC3船団の護衛艦艇の1隻として参加する。翌月には、2月11日に雷撃されて沈没した貨物船オーラニア(Orania)の生存者10名を救助している。
※この「本国近海」の解説は、「フォークナー (駆逐艦・2代)」の解説の一部です。
「本国近海」を含む「フォークナー (駆逐艦・2代)」の記事については、「フォークナー (駆逐艦・2代)」の概要を参照ください。
- 本国近海のページへのリンク