曾とは?

ひ【曽】

[接頭]血縁関係を示す語に付いて、それよりさらに1代離れた関係にある意を表す。ひい。「曽じじ」「曽まご」


ひい【曽】

[接頭]「ひ(曽)」に同じ。「曽ばば」「曽まご」


そう【曽〔曾〕】

常用漢字] [音]ソウ(漢) (呉) [訓]かつて すなわち

[一]ソウ

かつて。以前に。「曽遊

世代が重なること。「曽孫(そうそん)・曽祖父(そうそふ)・曽祖母(そうそぼ)」

[二]〈ゾ〉かつて。以前に。「未曽有(みぞう)」

名のり]なり・ます

難読曽祖父(ひいじじ)・曽祖母(ひいばば)・曽孫(ひまご)


かって【曾・嘗】

〔副〕 「かつて(曾)」の「つ」を促音に読んでできた語。〔改正増補和英語林集成(1886)〕


ひ【曾】

〔接頭〕 血縁関係表わす語についてさらに一代離れた関係にあることを示す。「ひじじ」「ひまご」など。そう。ひい。


ひい【曾】

〔接頭〕 =ひ(曾)


かつて【曾・嘗】

〔副〕

① 下に打消の語を伴って強い否定表わす

(イ) ある事実が、ほんの少し実現しないという、否定表わす。全然。少しも。かつてもって

書紀720皇極三年三月図書寮本訓)「明(くるつ)日往て見るに、都(カツテ)不在(なし)」

(ロ) ある事実が、今まで一度として存在したことがない、という経験に基づく否定表わす今まで一度も。まだ全然。かつてもって

万葉(8C後)四・六七五をみなへし咲く沢に生(お)ふる花かつみ都(かつて)も知らぬ恋もするかも」

② ある事実が、過去のある時点存在したことがある、という回想的な肯定表わす以前。昔。ある時。

大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)八「嵩岳に遁し、嘗(カツテ)歩み山門に枉(ま)げたり」

③ まだ起こらない事について、それは実現しないだろう、また、実現させるべきではない、という否定表わす。どんな事態になっても。ちょっとでも。

太平記14C後)一六御自害の事、曾(カツ)て有べからず

[語誌](1)日本書紀」の古訓訓点本などにみられるが、上代文献仮名書きの例は見当たらない。「万葉集」では「都」と「曾」の文字カツテと読まれている。
(2)「都」は本来、すべての意であるが、打消の語を伴って全否定のような用いられ方をし、「曾」は以前の意で「嘗」と通用して使われる一方打消の語とともに用いられて「都」同様、否定強調使用される。
(3)この語は平安時代では漢文訓読用いられ、和文では、「つゆ」が用いられる。カッテ促音に読むのは近世以後のことである。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 00:59 UTC 版)

(そう、)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の385番目。




  1. ^ 通志』氏族略・以国為氏・周異姓国・曽氏。「少康封其少子曲烈于鄫。襄六年莒滅之。太子巫仕魯、去「邑」為曽氏。見『世本』。巫生阜、阜生皙、皙生参、字子輿。父子並仲尼弟子。」元和姓纂』もほぼ同文だが、曽参を阜の子としている。


「曽」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2018/07/06 00:09 UTC 版)

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