新リーグの再編への動きとは? わかりやすく解説

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新リーグの再編への動き

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 15:23 UTC 版)

ジャパンラグビートップリーグ」の記事における「新リーグの再編への動き」の解説

2017-18シーズンより、トップリーグ地域リーグ中間に、実質的な2部リーグとして「ジャパンラグビートップチャレンジリーグ」が8チーム創設された。 なお2019-20シーズンラグビーワールドカップ開催のため2020年1月から5月開催し2020-21シーズン以降企業主体セミプロ維持しつつ、トップチャレンジリーグを含めたリーグ再編(これを「トップリーグネクスト構想」という)を行い、各8クラブずつの実力3部リーグ制への移行予定している。またその1リーグを「トップリーグエイト」とする仮称案もある。 これについて、トップリーグは、実力拮抗した試合提供し試合の質を上げることや、日本代表強化期間を増やし新たにワールドラグビー2022年から設け予定国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」が7-11月に行われること想定し、それとの重複避けるという観点もあったが、試合方式折り合いつかないため、2022年創設断念し当面の間無期限延期となったその後2019年7月28日開催されSPORTS X Conference 2019日本ラグビーフットボール協会清宮克幸副会長は、上記トップリーグ3部移行とは別に2021年秋ラグビーリーグ創設することを明らかにした。JリーグB.LEAGUEのように地域密着クラブ中心としたプロチームにしていくことで調整しており、ラグビーワールドカップ2019開催地の12都市中心にスタートする予定である。また国外からの有力なスター選手参加しやすくするため、リーグ戦の期間は従前トップリーグと同様9月翌年1月想定しスーパーラグビーとの重複避けたいとしている。トップリーグプロリーグ傘下置かれるアマチュアカテゴリーとして維持することも検討されている。 さらにその後2019年12月23日、新リーグ準備委員会会合で、新リーグ発足2021-22年シーズン目指すことと、一部参加クラブから、完全なプロ化消極的・反対する意見多くあったことから、完全プロ化を前提はしない従前のプロ・アマ混在型で、リーグ戦システムなどについては現リーグ加盟クラブはじめとする小委員会検討始めるとした。 2020年1月15日日本ラグビー協会理事会において2021年秋に新リーグ創設することを決定チーム数は、現行リーグ16チームからは削減される見通しとなり、新リーグ参入要件としてホームエリアの選定スタジアム確保などを求めていく方針である。検討されリーグプロ化については、岩渕健輔専務理事が「リーグ運営プロになる」と表明したが、清宮克幸副会長は「チーム法人化参入要件入れていない」としたうえで、選手身分については社員兼務選手認めるという。 2020年7月1日日本ラグビー協会オンライン会見行いトップリーグ16チームとトップチャレンジリーグ全8チーム、及びトップキュウシュウA所属中国電力レッドレグリオンズ25チーム新リーグへ参加申請した発表新型コロナウイルス感染拡大の影響当初予定していた2021年秋から後ろ倒しされ、2022年1月開幕目指す予定リーグ3部制とし、1部12チーム2部は7チーム3部は6チーム開催する2021年4月に新リーグ運営法人発足させ、6月には2021年トップリーグ最終成績加味し上で、各チームディビジョン分け、新リーグの名称を発表する予定1部リーグ12チーム前年度成績などに基づき6チームずつ×2組に分け、ホスト・アンド・ビジター(ホーム・アンド・アウェーと同じ 以下H&Aとする)方式採用し同一グループとは2回戦総当たりH&A各5試合)、グループ交流戦1回戦総当たりHorA各3試合)の36試合行い、その総合勝ちをもって順位決定する上位チームには国外強豪チームとの強化試合である「クロスボーダーマッチ」の出場与える。また当初成績面での自動昇・降格とはせず、上部リーグ成績下位と、下部リーグ成績上位複数チーム入れ替え戦を行うことも想定している。 しかし、スポーツニッポン紙によると、1部12チームで行う判断基準として挙げた僅差試合増やす」という点を考えた際、スポニチがまとめた統計で、30点差上の大差がつくワンサイドゲームとなる率は、8チーム7.1%、10チームが11.1%であるのに対し12チーム参加だと19.7%に跳ね上がり、5試合1試合ペースワンサイドゲームとなる可能性高く、それが強化面で寄与するかという点で疑念が残るとして日本ラグビーフットボール協会考えたフォーマット決定ポイント一つである「高質均衡した試合醸成」という点のみを考えると、さらにチーム数を減らして8-10チーム適正なチームではないかとする見解示されている。 その後2021年5月に、コカ・コーラレッドスパークス2021シーズン最後に活動終了し、新リーグ加盟申請取り下げ事実上休部に入ることが発表された。 2021年7月16日、新リーグ名「JAPAN RUGBY LEAGUE ONEジャパンラグビーリーグワン)」とディビジョン分け発表された。

※この「新リーグの再編への動き」の解説は、「ジャパンラグビートップリーグ」の解説の一部です。
「新リーグの再編への動き」を含む「ジャパンラグビートップリーグ」の記事については、「ジャパンラグビートップリーグ」の概要を参照ください。

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