しき【敷(き)】
読み方:しき
1 敷くこと。また、そのもの。物の下や底などに敷くもの。現在では、多く他の語と複合して用いられる。「鍋(なべ)―」「花瓶―」
「その筥(はこ)の―に大納言殿の書かせ給へる」〈栄花・本の雫〉
2 船の底板。かわら。
3 「敷金」の略。
5 「敷布団」の略。
6 「敷居」の略。
じき【敷(き)】
ふ【敷】
敷(しき)
コンクリート舗装で、コンクリートの中のセメントペーストが路盤に浸け込むのを防ぎ、硬化後コンクリート版の温度膨張収縮をさまたげないよう路盤と版との摩擦を減らす目的で、路盤の上に敷く紙である。コンクリートの打ち込み締め固め作業中破れることなく、吸水性の小さいことが必要で、防水加工したクラフト紙のほか塩化ビニルフィルムなども用いられている。
敷
- 〔犯〕被害者を伴れ込む場所を云ふ。又は住居のこと。「屋敷」の略。
- 住家。旅館。或は山窩等が蟄居する野小屋の類、詐欺賭博犯が被害者を連れ込む料理屋等、又は賭場をも云ふ。「やしき(屋敷)」の略。
- 犯人。乞丐を云ふ。〔岡山県〕
- ⑴〔取〕売買額に応じて納める証拠金。⑵〔犯〕住宅のこと、屋敷の略。
- 犯行する前から被害者の事情を知っていること。又は、住所のこと。あるいは、被害者をつれこむ犯行の場所。〔一般犯罪〕
- 犯行の前から被害者の事情を知っていること。又は住所のこと。或いは、被害者をつれこむ犯行の場所。「やしき」の略語である。岡山地方では「犯人」のことをいう。
- ①賭博を行う場所。屋敷の敷で家屋場所の意。〔博〕 ②犯行の家屋場所。右(※⑴)に同じ。〔盗〕
敷
敷
- 一般住家-犯人潜伏ノ場処-山窩ノ徒ガ常ニ蟄居セル洞穴掛小屋ナドヲ云フ。〔第五類 一般建物〕
- 犯人、無宿浮浪者蟄居場所。〔第七類 雑纂〕
- 〔不〕屋敷の意味で、住居、宿所、寝床のこと。乞食仲間などでは自分達の常に寝るところとして定めてゐる、軒下、床下等彼等の寝床を「シキ」と呼んでゐる。
分類 不/乞食
敷
敷(しき)
敷
敷
姓 | 読み方 |
---|---|
敷 | しき |
敷
敷
「敷」の例文・使い方・用例・文例
- アスファルトを敷く
- 何も敷いていない床
- まきが燃えないなら紙を敷きなさい
- ケーブルを敷設する
- じゅうたんを敷く
- 鉄道を敷くため,その丘に道が切り開かれた
- 彼の妻は彼をしりに敷いていた
- 壁掛けにアメリカの田舎風の敷物を飾り付けた部屋
- その女性は町外れの古い屋敷に1人きりで住んでいた
- 幽霊屋敷
- カーペットを敷く
- 芝生を敷く
- 水道管を敷設する
- 鉄道を敷く
- 床にマットを敷く
- 地雷を敷設する
- 彼の妻は彼をしりに敷いている
- その車は倒れた木の下敷きになって動けなくなった
- どろぼうはまだ屋敷内にいた
- 鉄道を敷設する
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